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ODした彼女

彼女がODした。
同じ布団を取り合って寝ていた彼女が。

朝起きると机の上には薬の脱け殻たちが散らばっていた。

昼になっても起きない彼女の寝顔を見て思う。
「このまま彼女が起きなかったらどうしよう。」

そうは思いつつも筆を走らせる私はなんと浅ましく自己中心的なのであろうか。

眠くなってきたな、
ひとまずは彼女の寝息に包まれて、おやすみなさい。

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リズムの書き遺し
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