中央ヨーロッパに住む渡り鳥の変化
こんばんは。
農ちゃんです。
最近、お腹周りが膨張してきているので頑張って運動しようと思います。
では、今日の話をどうぞ。
博士:今回、話すのは中央ヨーロッパに生息するズグロムシクイについてだ。
もともと、中央ヨーロッパに生息していたズグロムシクイは、地中海の南西地域で越冬をしていたんだ。
だけど、ある時からイギリスとアイルランドで越冬するものが増えてきたんだ。
これは、もともとの位置から1500㎞北に位置するんだ。
この現象を不思議に思った研究者は何を考えたと思う?
少年:越冬が目的なのに、なんで寒い方に行ったのか?とかかな?
博士:う~ん
正解はね、イギリスで生息する鳥が穏やかで暖かい冬に反応して、そのまま留まっているのだろうということだ。
だけどね、鳥の足に足輪をつけて再捕調査(鳥の足に印となるものを付けて一度逃がして期間をおいてまた捕獲して生息分布などを調べる方法)をしたところ、中央ヨーロッパに生息するズグロムシクイであることが分かったんだ。
さらに、全く新しい渡りのルートを移動してきている鳥であることも分かったんだ。
そして、この研究者はもう一つの実験結果を知っていたんだ。
その実験は、イギリスで越冬するズグロムシクイを捕獲して、ケージで飼育した鳥たちの渡りの行動を検証するものだ。
君は、この検証結果がどのようなものになるか考えてみてほしい。
少年:分かった。
今度、会いに来る時までに考えておく。
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