寂しいという気持ち
突然どわぁーーっときた。
寂しい気持ち。
すっごい久々。
何年ぶりだろう。
一人暮らしの快適さが寂しさを勝り、みんなとワイワイ過ごした後、みんなが帰って寂しいなー、とは思ったりしたけれど、こんなでかいのは久々。
たぶん先週末、いろんな人と濃い時間を過ごしたから。涙何リットル流しただろうというくらい泣いて、感動で心が動きまくって、人とかかわるってこんなに素晴らしいのか、と思って。余韻がようやく醒めてきたところだった。
誰かに連絡しようかと思ったけれど、でもそれって、わたしの寂しさをどうにかしてよ、埋めてよ、ってことか、と思って。それは違うな、ってなった。
そういや、あん時も、こんな気持ち味わったなぁと昔の出来事を思い出していた。
高校生の時、寮生活で、もう卒業間近で。週末、部屋で過ごしていて、夜ふと友だちの部屋に行こうと思って訪ねると、留守。別の友だちも。門限が22時だったかなぁ。21時頃訪ねていって、まだ帰ってきてないかー、と思ったんだけど、その時、みんな友だちや彼氏と出かけていて、わたしは一人ぼっち!とすごく寂しくなった。いや、自分で選んでるんだけれども。出かけるのも、お金を使いたくもなくて。
そんな自分を心の中でよしよししてみた。寂しかったね、もう大丈夫だよ、一人じゃないよ、みんないるよ、心でつながっているんだよ、大好きだよ。
そしたらそれまで感じていた寂しさが、すーっとなくなった。
そうか、昔感じてそのままになっていた未消化の感情が、今こうして現れただけなんだなぁと。
ちょこちょこは癒してきていたけど、こんなにわかりやすいのは久々。
悲しいとか、辛いとかも、なかったことにするんじゃなくて、受けとめることが大切なんだよなぁ。
感情って勝手に湧き上がると思っていたけれど、自分で選んでいるのだという。問題に向き合いたくなくて、それこそ、寂しさを選んでいたり。注目や同情を引くためだったり。
感情の奥にあるもの。一歩立ち止まって見つめていきたい。
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