6curryの記事をみた感想
開発者として、コミュニティ関連のプロジェクトに関わるに当たって、顧客と従業員の越境・融解・共創が真のCXとなる時代へ-6curry CX-DIVE2019レポート | 後編をみた個人的なまとめ・感想。
勉強になった部分
やることが明確:「カレーを作る」コミュニティ
ルールの公開:初めて参加する人はルールがわからない
空気をつくる:顧客と会員の分け目をなくす
プラットフォームの共創:継続的なコミット感の演出
住所が非公開:会員同士で秘密を共有する
やることが明確
公式サイトより引用:
クラスタ・セグメントじゃなく、人中心でもなく「やること」がわかりやすいテーマ。実際にやることは拡張されるとしても、外部から「何をする」がなんとなく&早く伝わるのがいいと思った。プラスα、カレーの場合は誰でも親近感があってそれを軸に色々拡張できる。ちょっと広い。
今の自分がやりたいテーマ、狭めに
・和装ブランド作りたい
・おもしろPV制作集団作りたい
・お経のEDM作りたい
ルールの公開
元記事より引用:
マレビト(民俗学でいうコミュニティ外から参加する人)にとって不安なのは、コミュニティのルールが分からないこと。ルールを明示するのはすごいいいと思ったけど、制約しないために抽象化してて、もうちょっと具体的にした方がいいのか、ここのバランスは悩みどころ。
空気をつくる
記事内で触れられていた具体的な施策は以下の通り
・会員が6curryKITCHENに初めて来た人にどういう場所かをプレゼン
・1日店長イベントを会員がSNSで拡散(ここ仕組み化したい)
フラットな空気感を作ると言う点でも、コミュニティへの愛を他人にプレゼンと言うのはやるべきだと思った。外に対してプレゼンをした段階で中の人になった感じがする。「中の人感」を演出するのに最適だと思った。
(空間的な)プラットフォームの共創
元記事より引用:
特に、みんなで空間を作るのは、継続的に効きそう。自分が作った、自分が塗ったものがそこにあるコミット感。開発者としては、物理的なプラットフォームじゃなく、オンラインのプラットフォームも会員によってカスタマイズできたらおもしろそう(構成・デザインとか)。→登録フローをみんなでできるようにする?
住所が非公開
クローズ感を出すための、コミュニティ内の秘密を作るための施策。むしろ他にあんまり思いつかない。必須の施策な気がする。
個人的に必要だと思った施策(未定)
プラットフォームに組み込む or 仕組み化できそうな部分
・権限委譲の可視化:他人が権限委譲されている、または自分がされる状況の可視化。
・マレビトのペルソナ分析:開設後半年経った後にコミュニティに参加する人への分析。
・分派の前のワンクッション:分派していくのはすごい良いので、加速装置としてその前にワンクッション入れられたら良さげ。
まとめ
「価値観・能力が同じ」だとコミュニティの意味がないので、一つの帰結として、「作るものが同じ」が最適解な気がする、と改めて思った。
ただ、作る過程をいかにフラットにするかの施策については、相当色々考える必要がありそう。
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