ゴールに向かうためには、ゴールを作ることから。
昔、福山雅治さんがラジオで「『英語ができるようになりたい』と思ってるだけじゃできるようにはならない。英語を学んだ先で何をしたいかが大事。」と言っていたのを、たまに思い出す。
最近、今自分が「何にも向かってない」と怖くなることが多い。
年が明けて普通の日常が戻ってきてて、またいつも通りの一年が始まったなと思うけど、同時に恐怖を感じた。
これまでも何かゴールがある日々を過ごしていたわけではない。仕事の忙しさに身を任せていれば余計なことは考える必要がなく、それなりにお給料がもらえて、それなりの生活ができてたから、ゴールを作る必要がなかったんだと思う。ある意味、すごくラクな生き方。
でもこの間オフィスを見渡して、1年後、3年後、5年後の自分がここでまだ同じ仕事をしていると想像したとき、強烈な寒気を感じた。「やばい」と。
だから自分が持ってるものって何だろうと考えてみて、今の仕事の経験は間違いなくスキルだし、それが欲しい企業はたくさんあると思うけど、でも実は社会で必要とされているスキルとは程遠いことがわかった。というかあんまりニーズなくない?転職サイトで色々見てるけど、行きたいとかいいなと思う企業では、このスキルが活かせるような募集が無いぞ。
建築のスタディしてる時も、頭の中では色々考えて、スケッチブックに思いつく言葉をたくさん書いてみたり、形を描いてみたりしてたけど、具体的なプランに落ちるのはいつも遅かった。グダグダ考えて、考えることだけはやるけど、手が動かない。10年以上経った今も何も変わってない。
オフィスを見渡した時に感じたやばさは、今度こそ形に変えないといけない。グダグダしてるのはもう飽きた。
何かに向かっている日々にしたい。
後輩の結婚式も、思いつきで予定立てる遠征も、おいしいごはんも、日々を乗り越えて生きていく楽しみにはなるけど、もう少し中期的なスパンで、自分の向上のために時間を使いながら、ゴールを目指す日々を過ごしたい。
「過ごしたい」と言うのは簡単で、目指すゴールを自分で作るのはその次に簡単だと思う。
転職活動はもちろん目下のゴールではあるけれど、違う何かを設定したい。やっぱり資格なのかな。
転職のためとか考えずに、勉強意欲がある内にその矛先を見つけておくのがいいと思う。
資格を取ることがゴールではなくて、資格を取った先で何をしたいかが大事。それは具体的なものじゃなくても、「自分を強くしたい」という思いだけでもいいんじゃないか。
転職活動でプラスになるといいなと思って宅建取ろうと考えているけど、試験が10月?11月?で結果発表が12月だから、その時まで転職活動が長引いているのを想像すると、それはそれでゾッとする。あと1年これで過ごすのはさすがにキツイ。
やばさを感じなくなったら終わりだからな。わかってるよな、自分。