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転職するよ①
転職活動を続けること約1年半、6月末にようやく内定をいただくことができました。
会社へも退職報告済みで、もうすぐで有給消化に入る、という状況です。
諦め
長かったです。1年半という期間が転職活動において長い方なのかどうなのかはわからないけど、ほぼ初めての本格的な転職活動で悩みに悩み、考えに考え、途中何度か折れた1年半は、やっぱり僕にとってはとても長い時間でした。
活動を始めた時に思い描いていたゴールと最終的に選んで内定をいただいたゴールは、業種・職種ともに違うものでした。当初の希望ではうまくいかず、現実を目の当たりにして、その後方向を変えてそこでもまた現実に直面。心が折れるとはこういうことか、もしかしたら挫折のようなものなのかもな、とも思いました。
ここまでくると「自分の経験は全然潰しが効かない」ということに気づくわけです。落選続きで悲観的になっていたのも事実ではあるものの、客観的に考えて、他分野へ行こうとするとポテンシャル幅の狭いキャリアだったことを実感しました。そして転職を思い立ってから約1年、色々考えて色々探してきたけど、自分が考えていた転職はどうやら厳しそうだぞ、ということに気づきました。
このまま転職できないまま、気が付いたら1年、2年・・・ということになってしまうのか。いっそのこと転職そのものを諦めて、現実を受け入れて今の会社の今の仕事をしながら生きていかなくてはいけないのか。
やっぱり嫌だ
辞めよう、転職しようと思ってからの毎日の仕事は、とても無駄な時間に思えました。精神的に参ってるだけかもしれないけど、冷静に考えてみても、このまま今の仕事で今の働き方で何年も過ごしていくのは違う。
仕事は簡単ではないし、きついものだと思います。自分だけがストレスを感じているわけではないし、やりたいことがやれてないのも自分だけではない。みんな一緒。
でもほんとにそうでしょうか?いや、そうだったとしても、それって必ずしも我慢しなければならないことなのでしょうか?
転職という選択肢があって、スペック的にそれを選ぶことができ、気持ち的にも挑めるなら、何も悪いことじゃないはず。
自分の人生は自分しか責任を取れません。会社は責任取ってくれない。
「ネガな理由からの転職は避けたい」というのは、ずっと思っていることでした。でも「100%ポジティブな転職なんてない」とも思っています。前向きな想いから活動を始めても、そこには何かしらのネガが関わっているわけで、ネガが完全にない転職などあり得ない。だから発端はどうであれ、その後は自分の責任において進路を決めることができるなら、それが転職なんだと思います。
やっぱり環境を変えたい。働き方を変えたい。
方向転換
それまでは、次の仕事のその先のことをイメージして、その場所に行くために足りないものを次の仕事で身につける、そのためにはこういう業界・職種でなければならない、という考え方でした。でもこれって選択肢がとっても狭い。
最終的にどこに行きたいかを想っておくのは大事。でもそれを考えすぎて選択肢が無くなるのはもったいない。それなら『次に行く場所での経験がその先のキャリアにどう活かせるかは、その時にやりながら考える』という考え方もアリなのでは?ということに気づきました。
そうすると、視界がとてもクリアになった気がしました。これまでの経験を少なからず活かせる業界まで幅を広げたことで、選べる対象が増え、それに伴いさらにたくさんの職種に気づくことができました。
そしてその結果、今回内定をいただいた企業と出会うことができました。
①の締め
以前の記事にも書きましたが、noteで色んな方の色んな意見に触れたことで、考え方の幅を保つことができました。同じように悩んで行動した方もたくさんいて、勇気をいただいていました。
この記事は何も有益な情報は無いかもしれないけど、転職を考え、悩んでいる誰かに、少しでもプラスになるといいなと思います。
タイトルには①と付けていますが、②もそのうち書こうと思っています。