見出し画像

整理収納コンサルタント本多さおりさんに聞いた「好きなことを仕事にする」ためにしてきたこと

先日、ライターの矢島史さんが主催された「第1回 書くを楽しむライティング部」に参加しました。

整理収納コンサルタントの本多さおりさんをインタビューして、それを元に原稿を書くというもの。

本多さおりさんのブログは10年ほど前から拝見し、著作も何冊も持っているファンの私。
ご本人に会える&ライターさんから文章術を学べるなんてなんてお得な!!というミーハー心丸出しで意気揚々と鼻息荒く申し込みをしました。

憧れの方々に囲まれて嬉しそうな私

当日はミーハー心をすっかり忘れ、本多さんのインタビュー&原稿執筆に脳みそをフル回転。保育園お迎えギリギリの時間まで粘って粗原稿に矢島さんに赤入れをしてもらって終了。
翌日、矢島さんに加筆した原稿を見ていただき、修正した原稿を以下に掲載します。


整理収納コンサルタントとして活躍されている本多さおりさん。
まだ整理収納という仕事がなかった時代から、どうやって仕事を作ってきたのかについてお聞きすることができました。

「これしかない」と思えるか

本多さんのお話を伺っていて印象的だったのは「これしかない」という言葉。
自分がやりたい「整理の仕事」では雇ってもらえる場所がないと悟り「自分でやるしかない」と腹を括り発信をスタートしたそう。

起業の指南書にあった「ブログを書け」に従い素直に行動し、苦手なブログも必死で書き続けていたのだとか。

当時本多さんのブログを見ていた読者としては、そんな苦労もなく軽やかに発信しているように見えていたので驚きでした。

「なぜ発信を続けられたのですか?」
「辞めたいと思わなかったですか?」

という質問に対して

これしかなかった」と答える本多さん。

「安定した会社員を辞め、自分のやりたいことを仕事にするためにはやるしか選択肢がなかった。真っ暗闇の中、一筋の光にすがる思いで、とにかく歩み続けるしかなかった」と。

実は私も整理収納を仕事にしたいと奮闘していた時期がありました。

家事代行業をしながら、整理収納の現場作業や講師のお仕事もさせていただいたのですが、確かに片付けは好きだけど「これしかない」という確信を持つことが出来ないままでした。

本多さんや整理収納を仕事にしている方々の活躍を羨ましく思いながらも、「これしかない」と思えない自分に悶々とする日々でした。

そこで妊娠や家庭の事情で家事代行業を辞め、次こそは「これしかない」と思える仕事をすると決意。
産後すぐに今までの整理や経理のキャリアの点を繋いだ、お金の片付け・家計管理コーチングの事業を始めました。

1年間、手探りで発信をし続け、自分の事業を必要としてくれる方々と出会うことができ、最近ようやく「これしかない」と思えるようになりました。

実は本多さんのお話に共感することが多かった自分にちょっと感動していました。
1年前の自分だったら、嫉妬や曲がった見方をしていただろうなと思うのです。

「これしかない」と思えているか。

これこそが好きなことを仕事に出来るかどうかの分かれ道であると確信しました。

これしかない」と思えるようになるには、タイミングやご縁、それまでの経験や自己分析などなど、たくさん試行錯誤をした結果に、その人にとってベストなタイミングで訪れるのではないかなと思いました。

試行錯誤をしてきた人にしか「これしかない」という確信は持てないんだと思います。

10年前、羨ましく思っていた憧れの方にお話を伺うことができ、思いがけず自分の成長を実感できたインタビューとなりました。

好きなことを仕事にしたいと思っている方には、ぜひ、「これしかない」とピンとくるまで諦めずに粘ってほしいなと思います。
私は20年くらいかかってしまいましたが、諦めなくて本当に良かったと思える日々が始まりました。

全ての経験は繋がっています。

たくさん点を打てば打つほど、ビビビっと線になる日は近づくはずです。

人生100年、まだまだ先は長いです。
一緒に頑張りましょうね。


言い回しに「矢島さんっぽさ」が加わって、ちょっとの差なんだけど全然違うー!!と興奮しました!
文章の入れ替えをすることで自然な流れになったり、文章を区切ることで読みやすくなったり、とても勉強になりました。

プロのライターさんから赤ペンを頂く贅沢な時間(脳みそは沸騰中)

矢島さんには、文章を概ね褒めていただけて自信につながりました!
第2回開催も楽しみにしています♡

有意義な時間をありがとうございました!

いいなと思ったら応援しよう!