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なにがどうだっていいんですよ、は最強の思考法。
昨夜たまたま観たテレビで、ワールドビジネスサテライトのアナウンサー大江さんが言っていたセリフ。お酒に弱いらしい大江さんはすでに真っ赤な顔でほろ酔い。いつものキリっとしたイメージとは違う大江さんにくぎ付けになった。かわいかった。
出演者から質問されるたび、「なにがどうだっていいんですよ」と答える大江さん。
相手に対して「こうあってほしい」という思いが一切ないので、旦那さんと喧嘩をしたこともないし、仕事で揉めることもないと言っていた。
仕事に対しての理想はあるけれど、自己実現とは切り離していて、客観的に自分の意見を混ぜ込まずに伝えることを意識しているという。
大江さんに持っていたイメージとは真逆の真実がそこにはあった。
有働さんに「結婚っていいものですか?」と聞かれると
「結婚がどう、っていうことは無いんですけど、好きな人と一緒にいられるっていうのはすごくいいですよ」と言っていて、惚れた。
共演していた池谷さんが街で大江さんを見かけたときに、旦那さんと手をつないで街に溶け込んでいた姿をみて驚いたと言っていた。
話の雰囲気から、家事を完璧にこなそうと思っている感じでもなく、たぶんそれに対してどうこう言う旦那さんとの関係でもなさそう。
お互いにとってちょうどいい距離で暮らして、生きているんだろうなと思う。理想形。
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大江さんの「なにがどうだっていい」という言葉は、決して後ろ向きな言葉じゃない。投げやりになってるわけでもない。
自分が大事にしたいものがはっきりわかっている人だからこそ言える言葉だと思った。
「これはこうあってほしい」
「こうじゃなきゃだめだ」
などなどの、自分以外に対しての注文があればあるだけ幸せや愛されることから遠ざかるんだわ、ということを確信した。
しあわせになること、しあわせであり続けることに、相手は関係ない。
自分が自分のことを認めて、信頼することが出来ていれば、いい関係を続けることが出来る。
大江さんの態度と、ダーリンの態度が似てるなぁと思った。
自分が大事なものが何かわかっていて、それ以外は「なにがどうだっていい」とこころから思っている。
どう思われても、何を言われても、なにも関係ないしどうだっていい、ダメージも受けない。
最強の思考法だ。
執着を手放して、自分が大事にしたいものが分かっている人は強くて美しくてかわいい。男女かんけいなく、素敵。
また、大江さんのほろ酔いトークを観たいなぁ。