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アメリカ発、超音速無人機開発競争が加速! わずか7ヶ月で1号機「クォーターホース Mk 1」を公開 HERMEUS

アメリカの HERMEUS(ハーミアス)は、極超音速機開発を目指す意欲的な企業だ。なんとわずか7ヶ月という短期間で設計・製造・統合が行われた初の飛行体「クォーターホース Mk 1」が公開された。HERMEUS は、昨年11月にテストプログラムを完了した「クォーターホース Mk 0」に続く2機目の機体となる。HERMEUS は毎年1機の新機種を開発するという目標を掲げており、今回の Mk 1 公開は順調な進捗状況を示している。

クォーターホース Mk 2 [アーティストのレンダリング]

クォーターホース Mk 1 は、遠隔操縦式の無人機で、ゼネラル・エレクトリック J85 エンジンを搭載している。主たるミッションは、高速での離着陸を実証すること。これは、HERMEUS が開発を目指す将来の極超音速機にとって欠かせない能力だ。飛行テストはアメリカ空軍のエドワーズ空軍基地で行われる予定だ。

Mk 1 の公開は、開発フェーズが設計・製造から統合テストに移行したことを意味する。今後数ヶ月は、サブシステムや地上局との連携、運航手順、そして操縦士の負担軽減などを検証する様々なテストが実施され、後半の飛行テストに向けて準備がすすめられる。

HERMEUS の開発スピードは業界内でも注目を集めている。というのも、彼らが掲げる目標は「毎年1機ずつ、設計、製造、飛行を行う」という革新的なものだからだ。CEO の AJ ピプリカ氏は、「我々の強みは反復速度にあります。これは航空機業界では半世紀ぶりとなる開発スピードです」と語る。

HERMEUS は Mk 1 の公開に加え、次世代機「クォーターホース Mk 2」についても発表した。Mk 2 はより高性能なプラット・アンド・ホイットニー F100 エンジンを搭載し、来年には超音速飛行を行う予定だ。

Mk 2 へのエンジンアップグレードは、HERMEUS の開発ロードマップを加速させる。国防・国家安全保障ミッション向けの極超音速機「ダークホース」開発が早まり、同時に世界初の超高速無人機という実用的な機体も誕生することになる。HERMEUS の斬新な開発手法は、今後ますます注目を集めていきそうだ。

詳細内容は、HERMEUSが提供する元記事を参照してください。

【引用元】

【読み上げ】
VOICEVOX 四国めたん/No.7

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