次世代の情報通信ネットワークIOWN構想を活用したサービス開発協業で合意 アルサーガパートナーズ、東急不動産、NTT、ドコモ
2024年2月14日、アルサーガパートナーズ、東急不動産、NTT、ドコモがIOWNを活用した次世代サービス開発に向けた協業に合意しました。この協業により、渋谷を中心にIOWNを活用した新たなサービスが展開され、広域渋谷圏から他の街へと広がることが期待されています。
この取り組みの第一歩として、APN IOWN1.0を活用したリモート会議システム「Secure Hotline Powered by IOWN」の開発が検討されます。このシステムでは、IOWNの低遅延・ゆらぎゼロの特性を活かし、離れた場所同士でもまるで対面しているかのような臨場感ある会議体験を提供することが目指されています。
このサービスの特徴は、専用線による強固なセキュリティ性と使いやすいUX/UIデザインにあります。IOWN専用線を利用することで、機密性が重視される会議や合意決定などの重要な場面でも安心して利用できます。また、誰もが簡単に操作できるUX/UIデザインを目指し、スムーズで快適なコミュニケーション体験を提供します。
各社の役割分担も明確で、アルサーガパートナーズがAPN IOWN1.0対応のアプリケーション企画・開発を担当し、東急不動産が実証実験場所の提供を行います。NTTはIOWNなどの技術活用に関する支援を行い、ドコモは最新技術を活用したサービスの検討に従事します。
この取り組みを通じて、「Secure Hotline Powered by IOWN」を皮切りに、IOWNを活用した次世代サービスの開発が進められます。
APN IOWN1.0は、"電力効率の向上"、"超低遅延"、"大容量伝送化"が大きな価値となりますが、そのためのキーとなるのが「光電融合デバイス」です。
この「光電融合デバイス」の開発も進んでおり、2025年度に商業化予定の第3世代光電融合デバイスの試作機が2023年9月6日に公開されました。
光電融合デバイスは、光と電気の技術を融合させた次世代デバイスで、従来の電子デバイスでは実現できなかった、低消費電力、高速処理、大容量伝送を実現する革新的な技術として注目されています。
光デバイスには、光源、光検出器、光導波路などがあり、電気デバイスには、トランジスタ、抵抗器、コンデンサなどがあります。光電融合デバイスは、半導体技術を用いて製造された光デバイスと電気デバイスを組み合わせた次世代の革新的なデバイスです。
詳細内容は、NTTが提供する元記事を参照してください。
【引用元】
【読み上げ】
VOICEVOX 四国めたん/No.7
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