スペースワン株式会社 小型ロケット「カイロス」初号機、和歌山の民間ロケット発射場「スペースポート紀伊」から2024年3月9日打ち上げへ!
スペースワン株式会社は、3月9日(土)に小型ロケット「カイロス」初号機の打ち上げを予定している。本機は、和歌山県串本町にある日本初の民間ロケット発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げられる。
カイロスは、固体燃料3段式ロケットと液体推進系キックステージから構成される全長約18m、重量約23トンの小型ロケット。太陽同期軌道(SSO)へ150kg、地球低軌道(LEO)へ250kgの人工衛星を打ち上げることが可能だ。
スペースワンは、専用ロケットとスペースポート紀伊を活用することで、従来のロケット打上げに比べ、コストを大幅に削減。契約から打上げまで12ヶ月以内、打上げ4日前の衛星引き渡しを実現する。年間目標打上げ回数も20回(2020年代中)と、高頻度な打上げを目指す。
カイロスは、固体燃料ロケットを採用することで、短期間の射場作業で打上げが可能。また、シンプルな構造により部品点数も少なく、低コスト化を実現している。
スペースワンは、キヤノン電子、IHIエアロスペース、清水建設、日本政策投資銀行といった各分野のリーディングカンパニーと協働。小型・高機能・低コストなロケットシステム開発と、高い経営安定性を実現している。
カイロス初号機の打ち上げは、日本の宇宙開発における大きな転換点となる。民間企業による低コスト・高頻度なロケット打上げサービスの実現は、宇宙へのアクセスを飛躍的に向上させ、宇宙ビジネスの更なる拡大に貢献するだろう。
詳細内容は、スペースワン株式会社が提供する元記事を参照してください。
【引用元】
https://www.space-one.co.jp/news/news_20240126.pdf
【読み上げ】
VOICEVOX 四国めたん/No.7
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