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ベルリン上空で爆発寸前3時間前、ハンガリーの天文学者が小惑星発見
Live Scienceによると、科学者がベルリン上空で衝突寸前の小惑星を発見する事態が発生しました。1月21日未明、ハンガリーの天文学者Krisztián Sárneczky氏が発見した小惑星2024 BXIは、わずか3時間前にNASAによって予測され、ベルリン西50キロメートルで爆発。直径1メートルの小惑星は明るい火の玉を生み出し、ドイツ北部のライプツィヒ市で撮影されました。
Asteroid 2024 BX1 met its end over Berlin. Discovered by @sarneczky, it evoked a flurry of observations across Europe. Lucky for us, its impact was harmless. #Asteroid #Meteor #2024BX1 #Sar2736 #space #observatories #hkeye pic.twitter.com/5ph7HQ1GRy
— HKeye (@Warm_Talking) January 22, 2024
この出来事は科学史上8回目の小惑星発見であり、99%が未だ検知されていないと言われる直径30メートル未満の小惑星に関する異例の事例です。Sárneczky氏は以前にも地球接近小惑星を検知しており、このような発見は非常にまれです。専門家によれば、小さな小惑星ほど発見するには地球に近づく必要があり、これが事前の予測を難しくしています。
過去の小惑星の衝突による被害を考慮し、NASAやESAなどの政府宇宙機関は新しい技術を開発中。2027年に打ち上げ予定のNASAのNEO Surveyor衛星や、2030年以降に打ち上げ予定のESAのNEOMIRなどがあります。さらに、2025年からはVera C. Rubin Observatoryが太陽系のカタログ作成を始め、小惑星ハンティングの努力を大いにサポートする見込みです。
【引用元】
【読み上げ】
VOICEVOX 四国めたん/No.7