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太陽光を1万倍に増幅!ナノパラボラアンテナで夢の人工光合成実現へ 東北大学
東北大学は、ナノサイズのパラボラアンテナを用いて光強度を1万倍に増幅する技術を開発しました。太陽光などの弱い光を劇的に増幅することで、従来困難とされていた人工光合成の実現に大きく近づきました。
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従来の光共振器では、光強度を数百倍程度に増幅するのが限界でした。今回開発されたナノパラボラアンテナは、金属反射面と半導体から構成されるパラボラ型光共振器と金属ナノ粒子を組み合わせることで、入射光強度を局所空間で1万倍に増幅することに成功しました。
太陽光はエネルギー密度が低いため、人工光合成には不向きでした。しかし、ナノパラボラアンテナで光強度を1万倍に増幅することで、効率的な人工光合成が可能になります。具体的には、窒素還元によるアンモニア合成や、二酸化炭素固定による炭素化合物の製造などが期待されます。
本研究は、エネルギー問題の解決に大きく貢献する可能性があります。今後、東北大学はナノインプリント技術などを駆使し、ナノパラボラアンテナの実証実験を進めていきます。
詳細内容は、東北大学が提供する元記事を参照してください。
【引用元】
【読み上げ】
VOICEVOX 四国めたん/No.7