メルセデス・ベンツ、製造現場に人間型ロボット「Apollo(アポロ)」を導入へ - 生産効率向上と人材不足の解消に期待 Apptronik
独メルセデス・ベンツと、次世代ヒューマノイドロボット開発のApptronik(アップトロニック)は、協業を発表しました。メルセデス・ベンツは、Apptronikが開発した人間型ロボット「Apollo(アポロ)」を製造工場に導入し、生産現場での活用を検討します。
今回がApptronikにとって初の商用展開となり、メルセデス・ベンツにとっても初めてのヒューマノイドロボットの導入となります。Apolloは、人間と同じくらいの大きさ(身長約172cm、体重約73kg、耐荷重約25kg)で、安全に人と協働して作業ができるよう設計されています。
メルセデス・ベンツでは、Apolloを部品運搬や検査など、肉体的に負担が大きく、反復作業になりやすい工程に導入する予定です。これにより、生産効率の向上や、近年課題となっている人材不足の解消が期待できます。
Apolloの導入について、メルセデス・ベンツ取締役会メンバーのヨルク・バーツァー氏は「私たちは常に自動車製造の未来を見据えており、ロボット工学やAIの進歩は新たな可能性をもたらしてくれます。熟練した従業員をサポートするためにロボットを活用し、人間が本来果たすべき高付加価値な作業に集中できるようになれば理想的です」と述べています。
また、Apptronik共同創設者兼CEOのジェフ・カーデナス氏は「今回のようなApolloの活用は、今後多くの企業で模倣されるでしょう」とコメントしており、Apolloの導入が今後製造業のみならず、幅広い業界で広がる可能性を示唆しています。
詳細内容は、Apptronikが提供する元記事を参照してください。
【引用元】
【読み上げ】
VOICEVOX 四国めたん/No.7