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モナリザの横顔の感想(夜中に、書いたので自分語りが多すぎ…。)

**モナリザの横顔の千秋楽が終わりました。**今回のライブは本当に素晴らしく、正直なところ、行く前は『MARS』や『心臓』を超えることはできないだろうと思っていましたが、期待以上でした。人気曲である「うっせぇわ」や「踊」、「新時代」、「私は最強」などをあえて封印し、グルーヴ感あふれる「オールナイトレディオ」や「Mirror」、「フェイキング・オブ・コメディ」、そして「夜のピエロ」のRemixは、新しい境地を見せてもらったように感じました。Adoさんのダンスも一層進化していて、改めて彼女は表現者なんだと実感しました。全曲、最高でした!


各曲の感想

心という名の不可解
感情が爆発するような曲。東北公演では少し聞きづらかったけれど、Kアリーナでははっきりと聞こえてテンションが上がりすぎました。

逆光
ライブ版は歌い方が衝撃的で痺れました。意図的に曲を別のものに仕上げていくところがライブの醍醐味ですね。


ライブでの盛り上がりはやっぱりすごいです。会場全体が一つになった感覚がありました。『心臓』の一体感も素晴らしかったですが、曲単体で聴くと『モナリザの横顔』の方が良かったです。

ウタカタララバイ
なんで噛まずに歌えるの?意味が分からないくらい最高です。「新時代」や「私は最強」に隠れがちですが、この曲も良い意味で狂ってます。

リベリオン
最初の歌詞をセリフのように歌い、そこから一気にドライブ感が増して最高でした。コール&レスポンスも盛り上がって、ライブで聴けてよかった曲です。

過学習
ここから一気にスローテンポになるのが最高でした。このあたりで、このライブは今までとは少し違う方針なのかなと感じました。

会いたくて
東北では音響や席の関係で少し聞きづらかったけれど、Kアリーナでは本当に名曲だと再認識しました。

フェイキング・オブ・コメディ(歌みた)
おしゃれな曲がライブに持ち込まれて、良い意味でテイストが変わりました。

ハングリーニコル(歌みた)
軽快で会場が盛り上がる曲。やっぱりテイストが違う感じが良かったです。

アタシは問題作
ライブ版では意図的にトチったような演出があり、それがライブらしくてよかったです。

クラクラ
映像と音のマッチが素晴らしく、コール&レスポンス系が続くと、さらに楽しくなりますね。

ショコラカタブラ
おしゃれな感じで、ダンスもどんどん良くなっていきます。この曲を聴くたびにどんどん好きになっていきました。

抜け空
ライブ初披露で、映像も白を基調とした世界が心に響きました。

夜のピエロ(Remix)
「こう来るのか!」という感じでした。映像とシンクロした演出が最高で、S席ならではの演出がしっかりと見えて、ライブに来て良かったと思える場面の一つでした。

オールナイトレディオ
一転しておしゃれな雰囲気に。ここで明確に「モナリザの横顔」のテーマが感じられました。

value
ロック調が好きな私にとっては最高の曲。シンプルですが、ライブでの実力が試されるような楽曲です。

立ち入り禁止
実は知らなかった曲ですが、今回のライブで好きになりました。映像とのマッチングが最高で、まふまふさんの曲なんですよね。

Zero
まさかの千秋楽限定の登場。ライブで歌える曲なのか意味が分からないくらい驚きました。

Freedom
この曲はやっぱりみんなが一つになる曲。感想を言うのは野暮なくらいです。

アンコール

hello signals
えっ、ギター!!! まだ別の「横顔」を用意していたのか、と驚きました。バンドアレンジが最高で、Adoさんの新しい一面が見られました。

向日葵
千秋楽でまさかの登場!急展開すぎてついていけないほど心が温まりました。

初夏
この曲を聴くと毎回動けなくなります。それほど衝撃的な曲。Adoさんが自分の曲を出すだろうと思っていましたが、彼女のベースとなっている怒りや痛みが全面に出た曲で、やはり圧倒的でした。

今回の個人的な感想

実は今回の公演に4回も参加しました。今まで同じライブに4回行ったことはなく、当初は2回行く予定でした。一度は遠征ライブに行ってみたいと思っていたので、福岡か新潟、そして横浜に行ければと思っていたのですが、横浜は外れ、福岡と仙台が当たる結果に。福岡はとても良かったのですが、仙台は日程や仕事の関係で、参加はできるものの1泊2日になってしまうので、せっかくなら観光とライブを両方楽しみたいと思い、リセールに出したものの成立せず、急遽仙台に参加することになりました。東北では新幹線も遅れ、現地での交流もできず、まるで「ぼっち・ざ・ろっく!」状態で散々な目に遭いました。

福岡では、半休を取って2泊し、飛行機はマイルを使って観光も少し楽しむことができました。エンカ(ファン同士の交流)もしやすい雰囲気で、カメラを持っていったおかげで、自然と話しかけられる機会が増えました。また、海外の人とも少し交流することができ、思ったより楽しい経験となりました。

ところで、ある方が「覚えてもらう努力をしないで文句を言うのはおかしい」と言っていましたが、確かにそうだなと思いました。私は以前、何度か会話したはずの人に忘れられたことがあり、当時は少しイライラしましたが、今では仕方ないなと感じています。特に何も目立った行動をしないで覚えてもらうのは難しいです。多くの人が、コスプレやお菓子を配ったり、イベントを企画したりして、何かしら覚えてもらうために努力しているんですよね。

それにしても、ライブで一人ぼっちというのは辛いものです。MARS(別のイベント)の時にもそれを強く感じましたし、今回のライブでも少しそんな気分でした。特に、周りが楽しそうにしている中で、自分が一人だと余計に寂しく感じます。

そんな中で、自分を振り返ると、私にとって英語、カメラ、そして会計の知識がなければ、自分は何もない存在だと感じてしまいます。この考え方が良くないことは理解していますが、それでも、この3つがなければ私は社会的にも生きづらいと感じます。だからこそ、日々少しずつ努力しています。しかし、最近は成長が感じられず、辛いことも多いです。上達するほど、参考になるものも少なくなってきますし、Adoさんが「音楽がなくなったら何もない」という考え方に共感する部分があります。

さて、話を戻して、神奈川の公演はリセールで運良く2枚当たりましたが、正直、2枚も当たるとは思っていませんでした。ヘルニアや坐骨神経痛もあって、ライブに2日間参加するのは正直きつかったです。1日目は席が後ろの方だったので静かに見ようと思っていましたが、音質が良すぎて結局立ちっぱなしでした。Kアリーナは本当に最高でした。

2日目も席が違ったこともあり、コール&レスポンスの反応も良く、やはりライブは毎回違うものだと感じました。席や音質、観客のノリによって、微妙に異なるんですね。これがライブの醍醐味だと再確認しました。そして、またライブに行きたいという気持ちが強くなりました。

ライブが終わると、現実に引き戻される感覚がありますが、それでも私たちは現実で生きていかなければなりません。モナリザの横顔だって一日で描かれたわけではありませんし、Adoさんも今回のライブのために歌だけでなく、ダンスやギターなど相当な練習を積んできたことでしょう。そうした裏の努力があってこそのライブです。だからこそ、私たちも少しずつでも勇気をもらい、前に進んでいくことが大切だと思います。ライブを「楽しかった」で終わらせず、そのエネルギーを糧に新たな挑戦をしていこうと思います。

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