20250131

睦月晦日

朝陽をお迎えに行こうとベランダへ
しばらくたたずんでから部屋に戻ろうとすると、カーテン越しに目が合った
みずから目を覚まし、起き上がった子
おはよう！

やむを得ないときは仕方ないとして、ふだんはなるべく起こさないように、本人のバイオリズムに任せるようにしている
今朝はそれができてよかったね
そのおかげなのか、ぐずることなく支度を進めることができた

すこし時間があったので、最寄りの児童遊園へ
園のお散歩で行ってるとはきいていたけれど、案外ふたりで訪れるのははじめてのこと
小学生のころによく遊んでいた公園だったけれど、振り返ればこの時間帯に来たのもはじめてだった
遊具も代替わりし、様変わりしていて新鮮だった
切り上げるときにちいさな悶着はあれど、あの仕舞いは円滑の範疇だと思う

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坊やを見送り、わたしの時間がはじまる
あたためている一件について、遠巻きな関係者にあたる方に意見をききたくなり訪問した
ひとりで考えているよりも、より視野が広がり、多角的にモノがみられるようになって助かる
前のめりに行きたくなるところを宥めつつ、手綱をしっかり握って、着実に土壌を耕しととのえてから進んでいこう

そこへ集まっている方々とも、思いがけずおおいに話が盛り上がって、いい交歓のひとときとなった
個人で、所属もせずに活動していると、こうしたゆるやかな居場所に救われる
付かず離れず、そのときどきの周波数をたっぷり味わって糧にしていきたい

先週あたりから、梅の花を見かけるようになった
春を告げてくれているね

その後、友人宅へお呼ばれ
手土産のおやつをほおばりながら、しばしおしゃべりが続く
ひとに淹れてもらうコーヒーやココアの沁みること
あたたかなひととき、刺激を受け、安堵に包まれて満ちる

彼女の支度のかたわらに、すこし作業をさせてもらった
いっしょにいながらも、めいめい打ち込めることの心地よさよ
こんなふうに過ごしながら生きていきたいね