20240811

山の日
齢40を迎えました

大台突入、あまり実感ないな
30になるときのほうが身構えていた気がする

あたらしく迎えた朝はまばゆいひかりに包まれていて、これから進む先をあかるく照らしてくれているような吉兆の気がした
なんとなく、いい日々になりそうな予感

山に行きたくなり、日帰りで箱根へ
赤いロマンスカーからの登山鉄道に乗り継ぎ、電車好きボーイはたいそうたのしまれておりました

窓のおおきな席はいいね
こもれびも溪谷もよくみえる

中腹あたりにあるカフェへ
木のおもちゃもたくさんあるお店で、すっかり夢中になって遊び倒していた子
おとなも窯焼きピザに舌鼓をし、たっぷり味わう

下りの登山鉄道はなんと先頭に乗り込めた
スイッチバックの繰り返しで、度々運転手さんと車掌さんとが入れ替わる
勾配のあるカーブの多い山道を進むようすは小鉄くんでなくとも魅入ってしまうほどで、同乗していた男の子たち（小3＆年少さん）と喰い入るようにして見届けていた
最後にはすっかり仲間のように打ち解けたわたしたち
降車時にバイバイしてもなお余韻が残っていたのかな、小鉄のお兄ちゃんに関しては、我々がエレベーターに乗り込むところまで手を振り見送りにきてくれるほどだった
いい時間が過ごせたよ、ありがとう！

さぁ、いつも恒例の立ち寄り湯へ
やっぱりここの湯は効くねぇ
汗だくの身体と暑さにやられた心がすうっとおさまっていく
きょうはことさら湯が透き通っているように感じた

帰りのバスに乗り込むや否や、トロンと寝入ってしまった坊や
ここ数日ずっとリクエストしてくれていた青いロマンスカーがホームに入ってきたときに声をかけるも起きない
まぁそんなものだよね
せっかくなので、寝姿で記念写真をパシャリ
きょうもきょうとて、よく遊びました

降りたのち、ホームから上階への移動中に目を覚ました坊や
すかさず下階に戻り、ふたたび青いロマンスカーのもとへ
今度はおめめぱっちりで撮れました

乗り換え駅でケーキを買い、チャイムが鳴るころに帰宅
いつもの夕飯をこしらえて、食後にロウソクを立ててお歌でお祝いをしてもらう
タルトの上に乗ったフルーツをわけっこできてうれしかったな
振り返ればわたしの誕生日にケーキをシェアしたり、いっしょにふーっと吹き消したりするのははじめてのこと
お気に入りの曲を流して踊り出したのも含めて、いろんなささやかなことに成長を垣間見られて感慨深くなる

これまでのこと、これからのこと
そしてなによりいまに感謝して
ほがらかに歩んでいこうと思います

ありがとう、ありがとう！