20231211
ようやく風邪も抜け、2週間ぶりの未就園児クラス
内心緊張して出かけたものの、子のほうがすんなりと世界に飛び込んでいったから、案外すうっと溶け込めた
先週は8人中3人(=我々のほかに2組)もおやすみだったらしく、久しぶりに全員揃った日
きょうがお誕生日の子もいて、みんなでおめでとうを伝えたりした
お部屋遊びではもっぱら木製の車
これでもかというほどにたくさん抱えて、テーブルと、ちょっと離れた椅子の座面や台座を兼ねた切り株のうえを駐車場なのか居所に見立てて、双方の間を忙しなく運んでは戻してを繰り返していた
園では自宅にはないおもちゃにも反応したり関心を示したりするから、知られざる一面を伺い知れるのもおもしろい
赤ちゃんのぬいぐるみを大事そうに抱きかかえていたから、ぬいぐるみごとぎゅっとハグするととびきりの笑顔で喜んだ
「赤ちゃんもなにか食べたいかもよ」と声かけてみると、木のうつわに木の実やらまつぼっくりをよそって供えるようにして与えたりね
彼のなかに備わる母性をみた
おとなになるにつれてメルヘンなものに対する興味が薄れ、いまやキャラものとかファンシーなモチーフのものを持ったり身につけることは滅多になくなった
その一方で、どうやら彼はわりと、少なくともわたしよりはそうしたかわいらしいものがすきなようだ
親子とはいえ、好みはひとそれぞれ
そんな当たり前のことを思い知る好機
お外遊びでは、いつものごとくすべり台を逆走するところからはじまった
やかんに水を入れて注ぎ口からちょろちょろと地面に注いでは染みゆくようすを見届けたり、フラフープを出してはしまったり、なわとびを見つけると拾ってひっぱり歩いたり
あたらしい遊びでいえば、ボールと戯れたこと
はじめてでも蹴ることができるなんてすごいな
このしなやかな身体性、本人のおもむくままに存分に伸ばしてやりたいものだ
食べる、遊ぶ、眠る
日々この繰り返しで、身体というおうちをつくっている時期
たっぷり味わって、糧にしていきたいね