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20241024

今朝の空
雲がかわいらしく、青もあおあおとしていてよかったなぁ

家の些事が重なったので、それをきっかけとして整理や掃除を進めることにした

モヤモヤしているときには、頭が暴走しないように、身体を動かすのもいい
ぐっちゃぐちゃだったところが、少しずつととのってくると、自分のなかにあるモヤも外に出ていくような気がした

ひと段落したので、早めにお昼に向かおう
歩いてお店に向かうと、図らずも一番客だった
混み合う前にゆっくり食事がとれてよかった

急な予定変更がありポッと時間が空いたので、電車に乗って買い出しへ
坊やといっしょに食べているわかめふりかけを買い足しに行った
近所に行くつもりで最低限のものしか持ち合わせていなかったから、ICカードがなく、久しぶりに切符を買う

まごまごとしているうちにポケットに入れたそれを落としてしまったらしい
気づいたのは、到着駅の改札を通る目前だった
慣れないことをしたからか、頭がまっしろになってパニック状態になる

駆け足で階段を降りていると
『たきちゃん!』
と背後から声をかけられた

振り向くと、最上段のところに友人がいる
そうか、ここは彼女がよく利用する駅でもあったね

思いがけず会えたのうれしさはもちろんのこと
ただ、それよりも安堵が上回った
緊張の糸がぷつんと切れて、気づいたら涙が溢れて止まらなくなった

そんなようすに驚くことなく、彼女はやさしくハグしてくれた
ちいさな子がぐずるのを見守るように、わたしの気持ちがおさまるまでそこにいてくれた

あったかい
坊や以外の誰かの体温を感じるなんてそうなかったから、なんだか沁み入ってしまったよ
ぬくもり、ってなにより効くんだね

このところ、漠然とした不安や慢性的な疲れがたまっていた
どうやって解消したらいいのかわからず、ただただ息苦しかった
さすがに気づかなかったわけではないけれど、やり場のないどよんとしたものがあることを認識しつつも、どう対処したらいいかわからず、途方にくれていたんだな

“人目を気にせずに泣くだなんて、みっともない”
そう言われたらごもっともかもしれないけれど、すくなくとも、あのときのわたしには必要なことだった
パンパンになって飽和状態になっていたふうせんを抱え、いつ破れるかわからずにヒヤヒヤしながら過ごすよりよっぽどいい

あのとき見つけてもらえて、ほんとうによかった
向かう先があるのに、その瞬間はなにも気にせず、しばし目の前で起こったことに、つまりはわたしに注力してくれた彼女の生き様に救われる
ありがとう、ありがとう!

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