20240719
きのうのこと
坊や、夏のヘアカット
すこし毛量が増えて、汗をかくとべったりするようになった
おでこがみえるくらいの短め前髪に、耳のあたりと襟足をすっきりと
すずしげになって、またちょっと、少年らしくなった
はじめての散髪から二度目
美容師さんにも、彼の成長を見守ってもらえることがうれしい
サロンをあとにして、バス停を目指す
繁華街の外れにある、子どもたちが室内でも存分に遊べる施設におじゃますることにしたのだった
階段に沿って広がるエリアに、特性の異なるゾーンがゆるやかに連なって展開されている
ジャングルジムのように登り降りできるところもあれば、自由に絵画造形に勤しめるアトリエ、ねんねの子たちが過ごせるスペースに、絵本やらおもちゃでも遊ばせてくれた
めいっぱい走り回れること、興味の移ろいにもおおらかに対応してもらえるラインナップの彩りに、坊やもすっかり夢中だった
昨今の猛暑の時期、それに雨雲の広がるような天候の日にはなおさら、こうしたありあまる体力気力、底を知らないエネルギーを発散する環境が助かるね
館内に併設される食堂にはキッズメニューも取り揃えてくれていてありがたい
カレーを呑み込むかのようにほおばっていた坊やを横目に、わたしもハンバーグを堪能する
おとなだけで行きたい場所もあるし、子どもたちともいっしょに外食をたのしみたい
それぞれが棲み分けて、めいめいのバリエーションが広がっていったり、お店の数が増えていったら、もっともっと豊かになるといいなぁ
午後の酷暑を想定し、なるべく日陰を選んでターミナル駅に向かう
乗り換え駅で信号を渡り切ったあたりで、お昼寝になった坊や
暑さとたのしさでいっぱいになったものね、ゆっくりおやすみなさい
おうちでひと段落しながらも、実は夕方にもひとつたのしみを控えていた
祐天寺のみ魂まつり
先日、前期の未就園児クラスでいっしょだった子のお母さんから教えてもらい、行こうと決めたのだった
せっかくなら会えたらいいなぁと思っていたら、タイミングが合いそうだったので現地集合することに
ことあるごとにその子の名前を口にしていた坊やだったから、ひさしぶりの再会はきっと、うれしくなるだろうなぁ
そんな想像をしながらひとり時間を過ごしていたら、いつもより短めに目覚めた子
こちらのワクワクが伝わったのかな
境内脇におおきな駐輪場を設けてくれるらしいが、早々と満杯になるときいて、開始時刻よりもはやめに向かうことにした
夕方になっても依然としてむわっとしていて、自転車に乗って風を切ってもなおわかるくらいの蒸し風呂だった
到着するとまだまだ序盤なようで、無事にゆったりと停めることができた
駐輪場近くにいた消防車に夢中になる坊やの傍ら、あたりを見渡すと、見覚えのある親子がやってきた
お友だち親子だ!
うれしくって、遠巻きにその子の名を呼びながら駆け寄るわたしたち
久しぶり!やっと会えたね!
盆踊りの開始までまだ時間があるので、すぐ近くのお母さんのお友だちが営む古着屋さんにおじゃますることにした
ボーイズはサングラスをかけたり、キーホルダーを見定めたり、エントランスのビニールカーテンから外をのぞきこんだりしてたのしんだ
おとなたちもいいお品物をみつけて、すかさずお買い物
お会計が済むと、店主さんもいっしょに会場に行こうとなり、みんなで飲み物片手にお店を出る
幅の狭い歩道には立て続けに、人々だけでなく自転車も往来する
近隣のお店でもテイクアウトがはじまっていた
街ぐるみでお祭りムード、いいねぇ!
いよいよお寺へ
山門をくぐれば、露天が連なっていた
まだまだ歩けるけれど、手を離せば迷子になってしまいそう
日没後はひしめきあって歩くのもやっとになるそうだ
進路を右に外れて、盆踊り会場へ向かった
西陽にあたる二段のやぐらがそれはもう、うつくしくって感動した
上に太鼓やら演奏部隊、下に踊り手さんたちという構造らしく、色とりどりのちょうちんともあいまって、なかなかの見栄えだ
ほどなくして、子どもたちの部がはじまった
輪になって、音楽にあわせて踊る
お友だちはマイペースに走り回ったり座り込んだり、坊やは坊やで見よう見まねでマイ盆ダンスを舞ったりと、めいめいがたのしそう
母たちも子らといっしょに夏らしいことができてほんとうにたのしく、久しぶりにたっぷり遊べたりと、とってもいい思い出になった
お友だちは保育園の降園後に駆けつけてくれたのか眠たそうにしていたので、夕暮れを前に解散することにした
「また遊ぼうね!」と、後部座席同士でおててとおててを差し出しタッチ
笑顔で見送り、家路についた
そんなわけできのうはバタンキューでした
きょうはきょうで、電車に乗ってせせらぎ公園へ
まずは図書館のキッズスペースで絵本を読む
マットを敷いてくれていて、靴をぬいでくつろげるのもいいんだよな
選んだのは主にはたらく車や電車、相変わらずすきに一貫性があってブレないね
気が向けば外の芝生を走り回ったり、庇のあるところでおやつを食べ、階段でうえのほうに(だっこで)昇っては手をつないで降りたり
猛暑のなかから炎天下の合間を縫って、雲が多そうな頃合いを見計らってのお出かけやお外遊び
空や風を読む力がより一層、磨かれそうなこのごろです
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