20231008
この週末は京都へ
数年ほど延期になっていた祖父の三十三回忌と祖母の十三回忌を兼ねて
無事法要が終わり、ほっと胸を撫で下ろして帰路に着く
なぜだか法事の日はだいたい雨のことが多いのだけれど、今回はなんとか保ってくれた
お空の涙なのか、浄化の機会なのか、はたまた雨降って地固まるのサインなのか
不思議なものだ
前入りしたきのう、京都府立植物園に足を伸ばす
北大路駅から東へ
賀茂川を渡ってから河川敷を北に進む
川のむこうにみえる山々、空がひらけていてほんとうに抜けがいい
ほんのわずかに夏の名残が感じられる空気感もまたよかった
この景色をずっとみて暮らしているひとたちは、日々どんな心地でいるのだろう
もしもわたしがそうだったら、おおらかさに拍車がかかり、きっと大抵のこだわりを手放して生きていかれそうだ
植物園もまた、遅めの秋の到来のようだった
そこかしこに彼岸花が咲いていたし、樹々もまだまだ青々としていた
だいすきなヒマラヤ杉にも会えた
スエコザサも見つけられて
威勢のいい噴水をみて子は嬉々としていた
おおきな芝生の広場を囲うように、クラフトマルシェが行われていた
手づくり市のようなつくり手さんたちの作品やら、ステージで弾き語りやオカリナ演奏、移動販売車などいろんな出店者さんがいらして、ほどよく盛り上がっていた
先日の新宿御苑に続き、芝生のうえで過ごすひととき
今回は寝そべったり素足にはならなかったものの、靴を履いていてもふかふかした感触を味わえた
足がよろこんでいるような気がした
季節を変えて、また訪れたい場所
すきな場所が増えるっていいな
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