20241219
なにかとひとと過ごすときが多かったこのごろ
それはそれで安らぎ、刺激もあり、たのしみに溢れていた
そこで得たものを反芻し浸透させるためにも、きょうはひとりで過ごそう
しぶとい風邪はなかなかすぐには抜けてくれないけれど、今朝の鈍色の空が昼にもなれば青に変わっていたように、徐々に経過していくものなのだろうな
いつも坊やとする足湯をひとりですることは、とても贅沢な時間だった
ついつい、自分ひとりのために手をかけることができないから、敢えてこういった機会を設けるって大事なことだ
おかげで冷え切った足先があったまり、ペディキュアを塗り直そうという気
にもなった
きょうはなるべく家にいようと思った
冬といえば大判ストールのなかに埋もれて外出していたけれど、よく動くちいさな子と駆け回るには向いていない
それゆえ首元のお供にはスヌードに軍配が上がって久しくなり、しばらくしまわれたままになっていた
久方ぶりにそのうちのひとつを引っ張り出し、今度はひざかけに活用してみた
軽くてあたたかくて、ホッとする
それでもまだちょっと寒くて、まちこ巻きのごとく頭にもまとってみる
それでももうちょっと足らず、とうとう全身をくるんで過ごしていたよ
とにかく冷えるのが日本の住居
冷え性には心底堪えるのだが…汎用性の高いあったかグッズは実に重宝するね
気になったものを都度迎え入れておいて、ほんとうによかった
これからもよろしくね
ここ数日、やりたいことがあった
勇気の要ることだったから、そのときがくるまで寝かせておいた
いよいよ、それを行動に移した
どうなるかなぁ、ドキドキワクワク
どうなったとしても、一歩進めた
立ち止まっていたときとはまた違う世界が繰り広げられるはず
信じて託してみよう
単独だからこそさくっとできるのが買い出しというもの
20分ほどの外出で、ほしいものをひととおり調達してきた
帰ってすぐ、しょうが湯を飲んだりして暖をとる
英気を養ううちに、徐々に活力がわきあがってくるものだ
「致し方ない」と諦めて、声を上げることもせず、苦しみを携えながら生きるのは、わたしにはとてもできそうにない
ついつい根をあげてしまう前に、しんどいと思ったそのときに、誰かに打ち明けてしまう
そのことが突破口になると知った
こちらとしては心境の吐露のつもりだとしても、相手が具体的な解決策を編み出してくれたりする
ほかの緒へと導いてくれることもある
ひとりで悶々としていると、自分の視野以上のところへと広がることはない
なんなら沼のごとく深くはまって抜け出せなくなる
ほかの誰かの知恵を借りる、あるいはそのひとの視界に広がる景色から物事を見つめてもらう
すると、死角となっていたところにひかりが差し込まれたり、別の視点から発想の転換をすることができる
それに、自分と相手というふたり以上の持ち駒を掛け合わせると、とたんにできることが広がっていったりするものだ
そうやって、周りのひとに救ってもらうことが多い
つくづく、恵まれているなぁと思わずにはいられないね