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20241112

すこしずつ、声が回復してきた
坊やの体温は一時下降の一途をたどるも、V字回復したりと油断できない

熱が上がるとなぜだかハイテンションになる
みつろうのクレヨン、よりによって赤を持ち出して、洗面所やトイレのドアに描き出したり
さすがに堪忍袋の尾が切れてしまった…!
相手はお熱のある2歳さんなのにね。。
大人げないとわかっていても、こちらもなかなかに限界なのでありました

あわてて検索し、”油には油で”との記事をみつけて即座に実行へ移す
家にあった植物油でこすると色が抜けていく
もうすこしだけ力を加えて繰り返すと、筆跡も薄まってきた

もはや修行のように無心になってこすり続けて、薄皮を剥がすがごとく丹念に落としていく
図らずも、まるで瞑想のような時間を過ごすこととなった
そのおかげか、ささくれだった心の角がすこしだけまぁるくなった
ほとぼりがさめてから、『彼のダイナミックな芸術作品、消すなんて心苦しいなぁ…せめて写真にとっておけばよかった』など思ったりしてね

昼過ぎ、またもや寝ない
寝かせようとマッサージしたり絵本を読んだりしても、まだまだわんぱく
風邪っ引きの身には気力が保たない…!
安全なことを確認して、母は寝室で横になり、家のなかでほおっておくことにした

居間へ向かったのち、しばらくすると声がきこえてくる
のりもの図鑑やでんしゃの絵本を音読しているようだ(文章を読んでるのではなく、掲載された写真や絵柄に応じて名称をただひたすら声にするスタイル)

もうすこし経つと『おわったよー!』と駆けつけてきてくれた
『ずかんとでんしゃのほん よんでたの』
うんうん、知ってたよ
よく読めるようになったねぇ

余談だが、先週あたりから、イチからジュウまでひとりで数えられるようになっていた
語彙っていきなり爆増するのね
坊や辞典がますます鮮やかになっていくのを日に日に感じている

話は戻って…
満足げなようすの坊やをそばに呼び寄せ、背中をトントンする
じきに呼吸がととのい、ようやく眠りの世界へ向かえたようだ

ホッとひと息…と言いたいところだけれど、時折『かか…』と声を漏らすから、気が気じゃない
せめて隣にいよう

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tinytacco
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