20240424
満月と水星逆行が重なる水曜日
おもしろい引力のはたらく日だった
一時預かり先に子を託しに行き
しばしコーヒーブレイク
朝ドラの見逃し配信を観る
出先でもiPhoneからでも観てしまうなんて、相当なハマりっぷりだ
きょうの回は、自宅で観ていたらおそらく泣きはらしていただろう
毎回勇気をもらい、お腹に力がみなぎる
さぁ、友人との待ち合わせへ
早昼しようと思っていた南インドのカレー屋さんは、前職の打ち上げや会食でもよくお伺いしていたお店
おいしさはさることながら、どピンクの内装と、おそらく現地出身であろう店員さんたちがキュートでたまらない
いざ落ち合ってお店の前にたどり着くと…
どうやらまだ準備中のようだ
時間まで待とうかと思った矢先、店内からひとりの男性が出てきてくれた
「ごめんなさい、いま改装中なんですよ」
あちゃーやっちまったなぁ
「よかったら、南インドの朝ごはんのカレーあげます 5分待ってて」
と、ふたたびお店に吸い込まれるように行ってしまった
待つこと数分
テイクアウト用の容器を入れたビニール袋を提げて戻ってきてくれた
まさか、まかない飯をもらうことになろうとは…!
「もうひとつ系列店があって、おなじメニューだから行ってみてね」
と見送ってくれた
晴れて改装を終えた暁には、かならずや再訪しようと心に誓った
想像もしなかった展開に驚くも、なんだか満ちるものがある
とはいえ、きょうは雨降り
ピクニックするのも難しく、このカレーをどこでいただいたらいいだろう…?
思案しながら駅前まで進み、とあるビルの一角に雨を凌げる腰掛けを見つけた
なんとか安住の地を手繰り寄せられたので、ここでまさかのオープンエアランチとなった
肝心のカレーはかなりピリッとスパイシーでおいしい
実は辛いの苦手なわたしは、全身の毛穴がひらいたかと思うほど熱くなった
食事して熱気を感じるなど久しぶりだなぁ
南インドのひとたちは、こんなにも辛いものを朝から食べてるのかぁ
強靭な胃袋、ただただ尊敬する
食べ終えたところで、甘いもの兼ねてカフェでお茶しようと移動する
話題は件の朝ドラに加え、今年の大河ドラマについても白熱した
日々のなかで、そうしたたのしみがあるっていいよね
暮らしに張り合いが出る
カフェではダークチェリーのタルトをいただいた
タルトって、ケーキとクッキーのおいしさを一度に味わえるような気がしてすきなんだよなぁ
このカフェは20代のころによく足を運んでいた記憶がある
ほんとよく、いろんなカフェめぐりしてたよなぁ
友人と語らい、ひとりで本を読み、いろんな過ごし方をしていた
振り返れば、そこでのひとときのかけらたちが、己の内面的な土壌を培ってくれていた気がする
しとしと雨になると、ついつい語らいが深くなるものなのかな
いろんな話ができて、たっぷり満ちてきた
友人と過ごす時間って、なんて尊いものだろう
そう感じられることがうれしい
彼女は坂の上の本屋さんへ、わたしはバスでお迎えへ
話し足りないのと名残惜しさもあり、バス停まで見送ってくれた
乗るべき時間よりも早めに着いていたバス
本能的に、反射のようなとっさの反応で、つい駆け込んでしまったわたし
(こういうところ、己のなかの元・女バス部員の血が健在と思わずにいられない)
いっしょになって走ってくれた彼女、乗り込んでからも窓越しに笑顔で手を振ってくれた
バイバイしてひとりになむてから、じわじわとそのシチュエーションのおもしろさがこみあがってきた
まだまだ話したいこと盛りだくさん
またすぐにね!
きょうみたいに、どんな流れがきても、いっしょになってケラケラと笑いながら、のんびりほがらかに過ごそう