20241101
来夏から、4年保育で幼稚園に入園することになった
おめでとう、よかったよ
ほっと一息つけたなぁ
子どもたちでなくとも、先の見通しがつけられると安心するものだね
面談のために訪れた園をあとにして、河川敷へ
すると先ほど園内でお会いしたお母さんと姉妹さんたちにふたたび遭遇した
子どもたちは嬉々としてスロープを駆け降りていくから、そのあとをついていく
斜面にブロックが打たれているところがあったから、そこに腰掛けておやつと早昼
彼女たちはおにぎり、わたしたちはおいもとおにぎり
我々のおいもが気になったおねえちゃん
もひとつあった手持ちのを『食べる?』と訊くと頷いたので、どうぞと差し上げた
『みんなで食べるとおいしいねぇ』
とお母さんが言った
ほんとうに!
その後、芝生のあたりやグラウンドの周りを自由自在に駆け回った子たち
はじめましてでもこうやって打ち解けて、のびやかに遊べるなんていいなぁ
心の垣根がないからなのか、それとも波長が合うからなのか
そうしたようすを見届ける親たちも、ほがらかに笑っていられる
いろんなひとから助言をもらうことはある
けれど、結局は自分が納得して決めていくほかない
世間の尺度ではなく、自分たちにとっての心地よさを追求していきたいものだね
お母さんと話していて、そう感じた
ぬかるんだ泥のあたりで転んでしまった坊や
めずらしく泣き顔で駆け寄ってきた
そろそろ潮時かな
みんなでトイレや着替えに向かい、駅のほうへと向かう
抱っこをせがむ坊やをみて、彼女たちのマイカーであるふたり乗りのベビーカーにどうぞと提案してくれたお母さん
前に坊や、うしろにおねえちゃん
お母さんの抱っこ紐のなかに、妹ちゃんが抱かれる
はじめてのふたり乗り、たのしかったみたいで何よりです
またいつか、いっしょに遊びたい
そう思って、連絡先を交換させてもらった
何気なく重なったご縁って、うれしくなるね
自然なかたちで仲良くなれてよかったよ
子どもたちのおかげで広がる世界
たっぷり味わうことにします