20240220

黄金色の朝陽で目覚める火曜日
夜のうちに降りしきった雨で浄化を促されたのか、すがすがしい空気に満ちていた

それにしても気温の高いこと
きょうは春のよそおいでお出かけしてもよさそうだ

高校以来の親しい友人のおうちに招いてもらい、東のほうへ

地下鉄を乗り継いで向かうため、途中で飽きてしまった子
2台のミニバス、のち絵本、しまいにはペットボトルで遊んでもらいながら、なんとかたどり着いた

昨春ぶりの再会、変わらぬようすで安心した
最初こそそっけないそぶりをしていたけれど、おうちに到着してベビーカーから降りる際、抱っこされていた坊や
安心して委ねられたようで、母もホッとする

ざっくばらんに、思ったことを思ったとおりに話せる間柄
住まう土地や環境、家族構成などあらゆる観点からしたら大いに異なれど、それが境遇の変化を遂げ、月日の経過を経てもなお響き合う
それはもう、根幹にある部分が似通っているからこそ
20年来の友人で居続けられたんだろうな

子についてひそかに頭を抱えたり胸を痛めていたことも、遠慮したりどう打ち明けようと思案することなく、すんなりとことばにして放つことができたのも、相手が彼女だったからだろう

それにしても、子のお世話ってデフォルトで大変なのだということ、改めて思い知るね
経験がすべてではないし、想像力で補うことができるものもあると信じているけれど、重なる体験をしてきた者どうしで話すことによって痛感するものがあるね
当然ながら別々の個性をもつふたりの子たちを育ててきたことは、彼女の寛容さと共感力、そして臨機応変な機動力を培い、発揮させるには充分だったようだ
お水をばちゃーんとやったり、食べ散らかしたり…
思いがけない（けれど充分に想定の範囲内で起きうる）アクシデントの数々にもとっさに対応してもらえて助かった

家主の子たちのおもちゃをふんだんに用意してくれたおかげで、ひとり遊びにも熱中した坊や
おかげでいろんなことを交わせてうれしかったな

下の子のお迎えにあわせておいとまする
園バスが来るのを待ちながら、なんてうららかな陽気だろうと思わずにはいられない
到着してから合流し、しばらく目の前の児童遊園で遊ぶことにした
きょうはお外遊びの時間がなかったから、計らずも動き回れるタイミングが訪れてうれしそうだった坊や
靴とプレイウェアを身につけたのち、

ほどよく遊んだのち、ふたりに駅まで送ってもらう
「今度はいっしょに遊ぼうね！」と言って、手を振ってお別れした

帰りの電車ではめずらしくぐずったけれど、どうやら眠かったようだ
最寄駅のすこし手前で最後のひと泣きをしたのち、ゆらゆらと揺らしていたらじきに目を瞑った

きょうもいい1日だね
ありがとう、ありがとう！

明日からはまた寒くなるそう
今年も三寒四温は容赦ない