20240308
ミモザの日
朝方まで雪が降っていたらしい
目覚めたころにはすでに止み、早々と溶けてしまっていた
坊やの食事や食べっぷりをみていて、ひとには食べ物の飽和量があるんじゃないかと思った
どんなにすきなものでも、進んでパクパク食べていたものでも、食べ過ぎると「もうお腹いっぱい」「一生分味わった」「さすがに充分だ」となって、受け付けなくなる気がする
物心つく前、毎日食べさせられていたらしい納豆
記憶のあるかぎり遡っても、相当幼いころからいちばん苦手な食べ物だものね
よく食べるのをいいことに、進んで食べさせていると、急にパタッと食べなくなる瞬間が訪れる
いままであんなによろこんで食べてたのに…!
そう驚き、ショックを受けることもよくある
ちいさなひとは、おとなよりも飽和量が少ないのかもしれないね
まんべんなく食べてくれるならばそれに越したことはないし、できたらいろんな味があるんだと知ってほしい
けれど、たとえば体調不良のときには食べムラが激しくなることも多いし、消化に使うエネルギーを治癒に費やすゆえに食欲も落ちるから、そんなときは好物に一縷の望みをかけてしまう
そういった状況下でも、やりすぎないのが寛容なんだろうな
さじ加減、いい塩梅
こればかりは数値化はおろか、可視化するのも難しい
感覚的に捉えて、落としどころを見つけていくほかないのだよなぁ
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