20241002
かねてより、食事用エプロンを嫌がる子
シリコン製の硬めのなんて着けたためしがなく、長いこと割烹着型を愛用していたが、それもいつしか袖を通さなくなった
歯医者さんから着想を得て、ハンドタオルをクリップで留めて首に通すようにしていたのだけれど、これもお気に召さなくなってしまった
どうしようかと頭を抱えた末、苦肉の策にたどり着く
このところ鮮やかなピンクのフェイスタオルが気に入っていたのもあり、試しに首に巻いて後ろで結ってみた
これはお眼鏡に適ったようで、気に入ってつけてくれる
あいにくピンクは一枚しかないから、水色のものと交替で
しばらくこれでいこうかな
きょうは朝から秋晴れ
朝陽が差し込み、窓の向こうに青空が広がっているなんていつぶりのことだろう
心弾みながら、水曜日のがはじまる
自転車の定期メンテナンスをお願いしているあいだ、近くのカフェで作業を進める
店内は展示会のため貸切営業だったため、テラス席をお借りする
樹々やつる植物の生い茂るエリアだったので、持ち運んでいた虫除けが役に立った
ある程度かたちにしたところでキリもよかったから、このあたりでお昼休憩にしよう
年季の入った定食屋さん
12時前だというのにすでに列ができている
多少陽射しが強いけれど、ひとりだからすぐに入れるだろう
そう信じて待ってみると、ほどなくしてお席に通してもらえた
凛とした空気は過度な緊張感があるわけでもなく、程よくホッとできる余白がある
絶えず来客のある盛況ぶりだろうと、取りこぼすことなくそっと心を添えてくれているのも伝わる
清潔感と機敏さが備わっているこの空間を、日々丹精にお掃除し仕込みをしているのだろう
そうした、おもてにはあらわれない姿が想像できるね
客としてもほんのつかの間の居場所を与えてもらえているからこそ、安心して委ねられるものだ
いいお店です
帰り道にいちご大福を買う
きょうのおやつにしようっと
午後イチで、秋に向けた打ち合わせ
zoom越しにも、すこやかな風が吹き抜けるのを感じた
彼らのなかにあるイメージをキーワードに落とし込んで伝えてもらい、そこから想像を膨らませていく
いつもの取り組みを実直に、そこへあらたな感覚を載せていこう
秋の深まりがたのしみだ
すこし時間ができたので、友人からすすめてもらった映画『aftersun（アフターサン）』を観てみることに
タイムオーバーで残り30分ほどを残して、いったん止める
いまの時点で心に響いたことばを残しておきます
わたしのちいさな心のカメラ
行きたい場所で生きろ
なりたい人間になれ
時間はある
大丈夫
ほんとうならひと続きで観たかったけれど、こうして自分なりのタイミングで視聴できるのもいいね
このあと、クライマックスを観るのがたのしみだ
いいなと思ったら応援しよう！
