20250113

連休最終日は、目覚ましをかけずに朝を迎える
坊やとは目が覚めたタイミングがおなじだったようで、横になりながらゆっくりと身体を動かしたり、キャッキャと遊びながらウォーミングアップしてから起き出した

こないだ手がかじかんで泣いたことを教訓にして、おひさまが出てある程度空気や大地をあたためてくれた頃合いにあわせて遊びに出ることにした
のんびり朝ごはんに支度にと進めて、そろそろかな？と時計をみると10時過ぎ
自転車に乗って森へと向かった

きょうは斜面を降りたところにある、アスレチックの遊び場を目指した
遊具の対象年齢は上がるけれど、幼児コーナーよりもいくぶんか陽当たりがいいし、先日は登園の都合ですこししか遊べず、物足りなさを感じていた

いざ向かうと、ほどよい賑わいをみせていた
坊やはタイミングを見計らうことがじょうずなようで、自然とすいているところへと吸い寄せられるようになっているように映る
常時空いているわけではなく、彼が遊ぶ前後には行列ができていることもある

とはいえ、仮に誰かと遊びたいものが重なっても、一歩引いて硬直することが減り、その場を共有して遊べることも多くなったようだ
きょうはあとからやってきたひとつ年齢の若いお友だちに”どうぞ”して、いしょのときに（≠いっしょになって）めいめいでたのしそうに過ごしていた
子ども同士の意思のぶつかり合いは、おとな心に見守っているとヒヤヒヤすることもあるけれど、案外当人たちは気持ちよく譲り合って共存できるものなのかもしれないね
いいものみせてもらったなぁ

おとといの児童センターでの三輪車とおなじように、遊具も多少ブランクがあってもそうそう達成度合いは損なわないようだ
鉄棒を組み重ねた遊具、きょうは自己最高記録の5段目まで昇り切った
やったね！
その後、親子ともども慢心だったのか、降りるときにすべって落ちそうになり、大泣きさせてしまった
このままトラウマになってしまったらどうしよう…と不安がよぎったけれど、ほとぼりがさめたころに再度チャレンジしようと促してみると乗ってくれて、ふたたび上のほうへと到達することができた
すごいなぁ、痛みを伴いながら身体で学び、自分の意思で乗り越えた
果敢に挑戦し続ける姿に、度々勇気をもらう

それ以外にも、これまで昇りきれなかった遊具の斜面
備え付けの突起を足がかりにスイスイとあがっていったり、消防士さんのようにポールを伝って降りていったり
できることが格段に増えていた
親バカながら…類稀な運動能力と勇敢な好奇心を備えているように思うので、安全な環境を確保しながら、本人の”やりたい！”をどんどん応援したいどの程度手を貸すのか、匙加減は非常に難しいところだが、必要に応じてほどよくサポートして（あるいはしないで）いきたいものだ

件の突起付き斜面で二度目のアクシデント（すべり台のごとくおすべりしようと思ったら、突起にぶつかって転落…！）によりふたたび大泣き
抱きかかえてすぐ近くの駐輪場へと向かい、近くのベンチで水分補給するころにはケロっとしていたので安堵する
これを潮時として、昼前に帰宅することにした

お昼は坊やリクエストの鶏ハム
煮込んだときにできた鶏出汁スープでたまご雑炊とわかめスープをつくった
すっかり冷え切った身体にあったかごはんが沁み入るなぁ

まったく寝そうにないので、最寄りの神社に注連飾りを納めに行った
このあたりはちょっと遅めの、15(水)にどんと焼きだそう
抜けのよさが気持ちよかったのか、『またじんじゃいこう！』とお気に入りのようすだった
それから商店街で買い出しして帰路につく

以前いただいた子ども向けレシピに、バナナと牛乳でプリンができると載っていた
蒸したり焼いたりせず、ただ冷蔵庫で冷やすだけ
バナナのねばっこさによって、ゼラチンその他を使わなくても固まるのだそう
手軽さに惹かれて、坊やとふたりでつくってみた

ハンドブレンダーで攪拌するとき、いっしょになって手伝ってくれる子
彼の好奇心は家事炊事にも及ぶようで、自ら食するみかんを絞ることからお皿洗い、テーブル拭きや掃除機がけに至るまで、気に留まったことを即座に実行してくれる
教えたりいっしょになってやるのは、単独で為すよりも時間／労力とも倍増だけれど、ここはぐっと堪えて成長の機会＆当人のよろこびの糧として、厚意に甘えるのがいいのだろうと思い至った
もちろん、わたしのゆとりがあるときに限るけれど、調子のいいときにおいては、人手がすこし増えるのがありがたく感じられたりする
2歳さんのお手伝い、立派なものです

そうこうしているうちに、ばばの帰りの時刻になった
駅まで向かいに行こうと出かける（本日3度目のおでかけ）
別の買い足しをして、さぁ帰ろう

お昼寝のないぶん、ちょっと巻きで進めようと懸命に動く
ごはんの支度をしながらお風呂をため、先にかかが入りさっと済ませて、坊やが後から入る
なんとかお風呂に入ったあと、眠さの限界から夕食食べながら眠ってしまった子
なんとか最小限食べ終えて寝かせたのだが、すぐさま起き出してきた…！
なんとまぁ
こりゃしかたない、眠くなるまで付き合おう
体力気力、鰻登りの坊やでありました

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坊やとの関係性
よりいっそう、風通しよくなったように感じている
それはね、ひとりのひととして付き合うことを、あらためて大切にしてみた
そうするとよりたのしくなるし、心の負荷も少なくなったように思う
この感覚、これからも大切にしたい