4/30 渋谷cycloneについて
昨日(4/30)渋谷cycloneにてtiny skunkとサイクロンで共同企画を催した。
新曲「glorious day」のリリースイベントという形で組ませてもらった。
端的に言うと最高だったのだが、晴れやかな気持ちで本日を迎え部屋のカーテンを開けると土砂降りである。
せっかく用事を済ませ、落ち着いて散歩でもしながらnote書くかと思ってたのに天気はどうやらそうさせてくれないみたいだ。
ただ昨日が晴天だったから全て良しなのである。
そんくらいの心持ちで常に居たいものだ。
ということで毎度恒例、ライブの振り返りをしていこうと思う。
出演バンドから振り返ろうかな。
1バンド目 ANBalance
イベントのトップバッターというものは、個人的考えではあるのだがその日を左右すると言っても過言ではないと思っている。
1バンド目がちょっとこけちゃったりすると、イベント全体として本当に最後まで楽しめるのかと不安が募る。
cyclone側のブッキングということもあり、彼らとは初顔合わせだった為俺は少しソワソワしていた。
だがライブが始まるとそんな不安は吹き飛んだ。
Vo 大志さんの綺麗にどこまでも抜けていく歌声と、メンバー自らがライブを全力で楽しんでお客さんにジワジワと笑顔を広げていくバンドだった。
楽曲もポップ全開でこの上なく、tiny skunkの企画のトッパーとして考えが合致していた。
こうしてまた新たな出会いがあると本当に嬉しいし、この縁は大切にしたい。
BaのMABATAKIくんがミスチル大好きだったから次会った時もっと色々話したいのもある。
普通に俺知識間違えてたし、全力土下座で謝罪したい。笑
ファンとして情けないし、もっと精進しないと。
2バンド(?)目はさかい(弾き語り)
本来はさかい(band set)としての出演だったのだが、メンバーの事情もあり2日前に弾き語りへと形態を変えての出演だった。
さかいくんはtiny側で呼んだ出演者だ。
以前から付き合いもあり、過去のtinyの企画(2023/7/16 新宿Live freak)に今は冬眠中のバンド白昼夢で出演してくれた。
今回渋谷cycloneで企画をやるにあたって誰を誘おうか考えた時、真っ先に彼に出て欲しいと思いお誘いをした。
本当に嬉しい事に即決してくれて、俺らも誇らしい気持ちにさせてくれる自慢の後輩だと思う。
今回の出演にあたって弾き語りになってもキャンセルをしないという覚悟が本当に嬉しかった。
意外とライブ直前のトラブルは心が折れてしまったり、メンバーが揃わなかったり様々な問題でキャンセルは少なくないと思う。
そんな中彼は1人、覚悟を決めてcycloneの場でバンドに負けないどころか誰よりも心に響く歌声を届けていた。
本当に尊敬できるよ。まじで。
ライブでは俺らの楽曲border lineをcoverしてくれて喜びで発狂しそうになった。
気持ちが滾りすぎて、その後打ち上げでシラフにも関わらずダル絡みをしたのは申し訳ない、、笑
根に持っているらしいので、次会う時何をされるかわからないがそれも楽しみに一つになっている笑
バンド続けるの難しいって言ってたけど、俺達も強く実感している。
でもやり続ける事の強さも分かるからこそ、お互いにこれからもバチバチでやっていきたいな。
3バンド目はCrows of Scenery
シナリーはDrのTakuくんが以前tiny skunkのサポートをしてくれた(2023/2/5 下北沢251)のがキッカケで知り合った。
そこから少し間は空き、ついこの間
渋谷cycloneにて催されたシナリーの企画(2024/3/14)に出演してまた縁が深まった。
改めてTakuくんのバンドと対バンが出来た事はその時点で嬉しかったし、初めて見るシナリーはジャンルは違えど大切にしているスタンスが近いと勝手ながら感じた。
その日のうちにまた一緒にやりたいと強く思い、お誘いをしてこれもまた即決してくれた。
今回tinyとして誘った2組、間違いなかったし嬉しすぎた。
この前のシナリー企画から本当に距離が近づいたというか、お互いのバンドへのリスペクトを感じれるのが嬉しく思う。
今回のライブは本当に痺れた。
序盤2曲、しっかりと歌を響かせつつも厳かな雰囲気で始まったライブだった。
3曲目のMCからMeという曲が始まった瞬間一気に空気が変わった、会場を引き締めて今回の企画においてもバンドサウンドの強さが全面に出ていたと思う。
まじかっこよかったから皆聞いて。笑
そこから流れるようにライブ終盤へと向かい、最後には会場全体が拳を掲げていたと思う。
これからも間違いなく関わっていくと思うし、バチバチでやり合いたい。
そう思えるバンドと出会えた事は本当に嬉しい。
4バンド目はREBORNS
REBORNSはcyclone側が組んでくれたバンドだ。
往年のロックスターを彷彿とさせる派手なスタイルは個人的に大好きで、ライブも大きなステージを彷彿とさせてくれた。
何よりバンドとして華が凄かった。
Voも英語を主体として喋るスタイルだったりと、キャラクターも強烈だった。
バンドの方向性がカッチリと固まっている分、楽曲が入りやすいところは感動した。
お客さんのノリも凄くよくて、楽曲もハードロックを基盤としたギターロックサウンドを掻き鳴らしていてうちのGt大角は特に堪らなかったと思う笑
出番直前という事もあり最後まで見れなかったことが本当に心残りだ。
あとは少し笑ったことがあって、俺らのリハーサルが終わった後、REBORNSのリハだったのだが
Gt宗親さんの持つストラトキャスターが渋すぎて、tinyメンバー3人(俺、大角、今回サポートDrの丹羽)が1人ずつステージから楽屋に戻っていったのだが
メンバーが入る度「まじで渋いっすね!めっちゃかっこいい!」と全員別々のタイミングで同じ事を話しかけていた。
宗親さんも流石に笑っていた。笑
大角が打ち上げで話していて、俺はあまり話せなかったのが心残りだ。
次の機会があればもっと色々話したいな。
ギターロックは不滅であって欲しい。
そして最後は俺たちtiny skunk
本当に皆のおかげでいい一日だったと思う。
サポートしてくれたBaよしきさん、Dr丹羽には感謝しかない。
撮影してくれた浅香郁絵さんの写真もまじかっこいいし。
いつも演奏してくれてる達麻さん、北斗さんを始めとしたサポートメンバーにも最大の感謝だ。
渋谷cycloneが選んでくれた2組と俺達が選んだ2組。
その全てを経た会場の暖かさは本当に演奏してて最高だった。
今回はglorious dayのリリースパーティーという事もあり、少し気が張っていた。
だがSEが終わり、一曲目border lineを演奏し終わった時にステージからcyclone全体を眺めた時、不思議と変な力は抜けて演奏に全てを捧げれたと思う。
出演してくれた皆もそうだし、来てくれたお客さんも箱の人も、皆祝ってくれるの本当に嬉しかったよ。
こう言う日があるからバンドは辞められないし、皆の気持ちに応えたいと強く思う。
MCでも話したけど、色々な事が最近目紛しく周りで起きていて俺自身感情の整理が上手くついてはいない。
誰かが亡くなってしまった時、その人には二度と会えないし会話をする事も出来やしない。
何かをできる事はない。
俺に出来ることはその人がそこにいたという確かな記憶を忘れずに生きていくしかないのだと思う。
忘れ去られた時が本当にこの世から消えてしまうと思うから。
そしてこれはバンドも同じなのかもしれない。
バンドも解散しちゃうと、もうライブに行くことは出来ない。
その人達に会うことは出来ない。(時々再結成はあるけどね)
ただそんな時作品を通してその人が生き続けることもあると思う。
だからこそ今回glorious dayをリリース出来た事には意味があると思ってるよ。
今回の企画がtiny skunkにとって道の終わりじゃないし、俺の人生は続いていくし、勿論バンドも続いていく。
見てくれたあなたが少しでも2024/4/30に渋谷cycloneでtiny skunkのライブがあった。という事を忘れずに刻んでくれたら本当に嬉しく思う。
そしてそこで、今回のリリースしたglorious dayを聴くことで思い出して欲しいな。笑
https://linkco.re/QVPt8XFY
俺達が活動出来ているなら1人でも多くの人に、明日が笑顔になれるように音楽を届けたいと思う今日だ。
長くなってしまったが今回はここらへんで終わろうと思う。
ここまで読んでくれたあなたに感謝を。
フジノ検定5級を授けます。
ただ、正直まだ書き足りない事も沢山ある。
渋谷cycloneというライブハウスに対してだったり、glorious dayという楽曲についてだったり。
そこはまた別の機会ということで。笑
明日はもっと明るいよ、きっと。