歯磨きを諦める
健診の時に、先生に、歯磨きをさせてくれないんです…と相談した。
先生には、すきっ歯のうちは虫歯よりも歯ブラシで喉をつくリスクの方が高いから、無理してまでしないでよい、寝ている時などにガーゼでちょちょいとぬぐってあげればよいと言われた。
確かに…と思って、私はその日からはみがきはーみー攻撃をやめた。
そして娘がぐっすり寝た後に、前に買っておいた歯磨きナップを取り出し、いざ、ちょちょいとぬぐおうとしたが───
頑なに口を開けるのを拒まれ、しまいには口元を手で覆ってがっちりガードされてしまった。その手を下ろそうものならすごい力で抵抗される。あなた、本当に寝ているんですよね?
ならば起きているときに…!と、歯磨きナップを私の分と娘の分の二枚あけて、まず私が楽しげに前歯を拭いているのを見せてから、娘の口元にもナップを持っていくも───拒否。
一瞬歯に触らせてくれるときもあるけど、基本的には嫌がって、ナップを奪ってブチィと噛みちぎろうとするので、回収して終了。
そこからすっかり歯磨きを諦めて、もうすぐ1ヶ月が経とうとしている。娘よ、テキトーな親ですまない。
義姉は、とりあえずほうじ茶を飲ませていれば虫歯にならないと聞いて、自分の娘にも飲ませて、結果本当に虫歯にならなかったらしいけど、私もやってみようかしら。
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