小さな浄土
娘を育てながら思ったことなど
今月〜来月と、珍しく、おしゃれして人に会う系の予定が立て続けに入っている。 そこでまず問題なのは、しばらく美容院に行っていないので、髪がボサボサなこと。 ぜひとも美容院に行きたかったけど、タイミングが全くなく、アレンジでなんとか取り繕うほかなさそう。 服はあるので、あとできることといったらメイクだと思って、ファンデーションを新調した。 もともと持っていたのがメイベリンのフィットミーだったので、同じメイベリンの最新作かつ評価の高いルミマットを買った。 そしたら、カバー
さっき、寝ていたら、娘がじわじわスリスリ私の布団に侵入してきていることに気がついた。 寝ぼけて、目をつむって寝たまま私に向かってはいはいしているようだった。 枕元のスマホを見る。時刻は深夜2時すぎ。 娘は部屋が暑いと涼しい場所を求めて寝ながら大移動することがよくあるので、私は半分寝ている頭で、この行動もきっとそれだろう、移動が落ち着いたら戻そう、そしてエアコンの設定温度を下げよう…と思って待っていたけど、一向に動きが止まる気配はなく、むしろどんどん突入してきて、しまいに
腕のなか、ひとしきり泣き終えた娘のおでこから、そこにあるはずのないスイートポテトの香りがした。9月も半ばだからだろうか──。 いや、よく考えたら、朝食べたバナナの残り香かもしれない。毎日、ご飯を掴んだ手で顔中を触るから。そして、拭こうとするとものすごく嫌がるんだよね。 ウェットティッシュの摩擦が痛いのかなあと思ってAmazonで使い捨てのガーゼなるものを買ってみたけど、嫌がるかな。嫌がるよね〜。 食前に口の周りにワセリンを塗られるのも嫌がるし、ベビービョルンのスタイも、
先日ついにお風呂上がりの娘にドライヤーを使ってみた。 夏の間は、娘のふさふさの髪の毛もわりとすぐに乾いてしまったけど、少しずつ秋めいてきて、夜の気温も下がってきて、乾きが遅くなってきたように感じたので、風邪をひかないようにと導入してみた。 怖がらせないよう、最も弱い威力の風を、火傷しないように遠くからふぉーーんとあててみる。 娘は頭上を見上げて何が起きているのか知ろうとしているけど、私がそのたびにドライヤーを後頭部側に移動させてしまうので、ちょっと不満そうだった。 し
この頃、寝そべっていると娘がよく私の体を乗り越えようとよじ登ってくる。 つかまり立ちの前段階みたいな感じだろうか。 仰向けの状態なら、はいはいの延長で乗り越えられると思うんだけど、さすがに仏のような姿勢で寝ている状態のときに登ってこられると、いや、高さ的に無理よ！となる。 しかし娘も諦めたくなく前進を続け、私も娘に乗られているからパッと立ち上がってサッと止めることもできず、結局娘が干された布団のような格好で私にぶらさがって泣くことになるのだった。 機嫌を直してほしくて
娘がまだ寝返りが上手にうてない頃、どうしても横向きで寝たがる時期があって、私はそれによる突然死が怖すぎてこまめに仰向けに整えていた。 今は、ねえ、それ酸素は届いているんでしょうかというくらい、潔いうつ伏せで寝たがる。 おでこの下に両手が挟まっているときはまだ隙間が多少あるんだろうなあと思えるけど、もうただただ顔面全体で突っ伏しているときなんかはちょっと心配になる。 とはいえお腹も動いているし、寝息も聞こえるし、何より私が向きを変えても本人が頑なにその姿勢に戻りたがるんだ
生後間もない頃から娘に絵本を読み聞かせてきた。 もう半年以上、毎日のように読んでいる作品もあるんだなあと思うと感慨深い。人生で一番繰り返し読んでいる本はこれらだと思う。さすがに暗唱できるけど、なんとなくそれだと気持ちが籠らない気がして、一応私も毎回絵を見ながら読む。 しかし娘はこの頃、自分で絵本のページをめくりたがるようになって、よく読み聞かせが中断したり強制終了したりする。 私の代わりにページをめくるだけでなく、絵本を棚から引っ張り出して、一人でパタパタとめくったり、
ファミリーマートでなんとなく買った冷凍のスイーツがとても美味しかった。 凍ったまま食べる 白桃と紅茶のタルト。 あんまり期待していなかったんだけど、そのまま食べられるだけあって、見た目ほどカチカチじゃないし(冷凍庫から出した直後でもフォークが通る)、味も、駅ビルのケーキ屋さんで買ってきましたと言われたら信じてしまうような奥行きのあるお味。 お、おいしい…と喜びを噛み締めながら、キッチンの床でかつお節を袋から全て出して検品したりお茶漬けのもとをマラカスのように振って遊んだ
最近、娘がレベルアップをして新技を覚えた。 ご飯の入ったお椀に手を突っ込み、手のひら全体をご飯でねちゃねちゃにして、それを指でピッピッと弾いて、いろんな方向に撒き散らすようになった。 このやり方、普通にスプーンやお皿を床に落とされたときよりも明らかにご飯が飛び散る。壁や床や家具、そしてもちろん私──攻撃範囲が広い、厄介な技を習得されてしまった。 でも楽しそうにピッピッしていて本当にかわいい。狙った通りに体や物が動くって嬉しいよね、面白いよね。 ところで、毎回、離乳食の
毎日、娘の頭皮が汗くさい。 でもそれがとても癒される香りで、娘を抱っこすると、ちょうど頭皮が私の鼻先にくるので、クンクンすはすはと嗅いでしまう。 明らかに汗のにおいなんだけど、大人の汗のにおいとは別物で、小麦粉のように香ばしい、例えるならソルティビスケットという感じの香りで、なんとも癖になる。はあ、いい匂い。はあ…。 しかし毎日汗をかかせてしまう。赤ちゃんの頭は熱い。あんまり冷えると風邪をひいてしまうと思って、温度設定をおそらく娘のベストより高めにしてしまうんだと思う。
この頃、娘が退屈そうにしている。 特に朝起きてからの数時間は、洗濯があるし、朝食も食べたいので(私は朝からカレーライスとか食べるタイプ)、あまり娘と遊んであげられず、サークルの中に放置気味になってしまう。 娘も、特にぐずることなく、健気に一人で遊んでくれる。そしてそのうち、いよいよ暇になって、うとうとし出す。 でも、私が声を発したり、娘の方に向かったり、とにかく私の気配の気配を感じるとシュバッと体を起こす。そういう仕掛けのおもちゃなのかと思うくらい、勢いよく身を翻す。
最近ムーンプランナー(さんの考え方)に夢中になっている。 今までこの手帳のことをよくわかってなかったんだけど、ちゃんとムーンプランナーさんの話をきいて、書かれた本を読んだら、とっても理にかなった仕組みの手帳なんだなと理解できて、好きになった。 その仕組みが果たして自分に効くのかは、これからやってみないとわからないけど、ひとつ、既に自分の意識が大きく変わったことがあって、それが月とおまじないに対する気持ち。 私、もともとおまじないが好きな子供だった。 小学生の頃、Dr.
この頃、娘にミルクをあげようと哺乳瓶を口元に持っていくと、すぐに飲まないで、10秒間くらいニコニコして体をマグロのようにびちびちと動かして、喜んでから飲むようになった。私はその時間をよろこびタイムと呼んでいる。 なぜ急にそんなことをしてくれるようになったのかわからないけど、とりあえずかわいい。激しく跳ねるので、娘の体が私の腕の中から出ていってしまい、一回哺乳瓶を置いて、ポジションを直さないといけない。きっとミルクがとっても嬉しいのね。よかったよかった。私も嬉しい。
娘が上手にはいはいできるようになって、後追いというやつがはじまった。 噂には聞いていたけど、本当にどこにでもついてくる。 私がダイニングテーブルで食事をしていると、テーブルの下に潜り込んで、足の間に顔を埋めてくる。かわいすぎる。 台所でお皿を洗っていると、私の足元で仰向けに寝転がって、自分の足を私の足にくりくりと絡ませてくる。かわいすぎる！！！ 台所の入り口にベビーゲートをしているときは、ゲートのところまできて、こっちをじっと見て、入れてようという感じで「あ！！！！」
健診の時に、先生に、歯磨きをさせてくれないんです…と相談した。 先生には、すきっ歯のうちは虫歯よりも歯ブラシで喉をつくリスクの方が高いから、無理してまでしないでよい、寝ている時などにガーゼでちょちょいとぬぐってあげればよいと言われた。 確かに…と思って、私はその日からはみがきはーみー攻撃をやめた。 そして娘がぐっすり寝た後に、前に買っておいた歯磨きナップを取り出し、いざ、ちょちょいとぬぐおうとしたが─── 頑なに口を開けるのを拒まれ、しまいには口元を手で覆ってがっちり
産後の入院生活で唯一後悔していることは、シャワールームの備品のシャンプーとトリートメントのメーカーをスタッフさんに聞かなかったこと。 私が出産した病院では、入院中の妊婦さんが使えるスキンケアやボディソープは全て同じメーカーで揃えられていて、でもなぜかシャンプーとトリートメントだけは、無印の白い詰め替え容器に入っていた。 そしてそれが、すごく使い心地がよかった。髪の毛がツルサラになって、よくまとまった。 中身はどこのなんですか、と一言聞いておけばよかったのに、いろんなこと
