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陽気な母親

毎日のように娘に童謡を歌ってはいるけど、ぐずる娘をあやすための、即興の適当な歌のほうがよく歌っている気がする。

目に入った言葉で適当に歌う。たとえば、こしひかり♪こしひからない♪とか。または、お皿とかハンガーとか、そのとき手に持っているものを振って適当に踊る。気にかけているのが伝わるのか、まあまあ機嫌をなおしてくれる。

どんどん陽気でふざけた母親になっていく。ふざけないタイプのお母さんは一体どうやって子育てしているんだろう。

なんなら、別に娘が不機嫌じゃなくても陽気になりはじめている。

今日、娘をベビーカーに乗せて散歩に出たらあまりに日差しが強くて、いったん日陰に入って体に日除けのケープを掛けてあげた。

その際、韻踏合組合の「王手」の"勝ちにいくぜこのゲーム 使うあの手この手"のところのリズムで「日差し、ツヨシ、タケシ〜!」と歌っていたら、普通に人が歩いてきて、あ、ここは外だったと思い出した。

こんな感じで適当に対応しているけど、たまにちゃんとYouTubeなどでリズム遊びを調べて娘にやってあげると、オリジナルのときとは比べものにならないくらい笑う。子守唄も、ちゃんとしたものを歌ってあげると落ち着いてくれる。長年生き残っている歌や遊びというのは、洗練されているんだなと実感する。

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