アウトプットの練習

私は、アウトプットが苦手だ。
正確には、アウトプットしたものをインターネット上で公開して世に晒すのが苦手だ。

苦手になったのには、はっきりとした原因がある。

中高生の頃は、ブログブームだったし、私もバカみたいにブログを書いてはネットに公開していた。

だが、バカすぎて、校則違反(禁止されているパーマをかけたとかそんなこと)まで書いては公開し、それが先生にばれ、四者面談(先生3人と私)となった。
校則がめちゃくちゃ厳しい学校だったのだ。

薄暗い個室で先生3人に睨みつけられ、手元には私のブログが印刷されたA4の紙。
ネットだと笑える内容も、印刷されるとバカさと虚しさが倍増する。
地獄だ。

それから、私は自分の情報は全て友人限定公開とし、いかなるSNSもオープンにしてこなかった。
なんならここ数年はSNSも見るばかりで、自分が発信することはほぼない。
最近にいたっては、一回見た情報の関連情報をこれでもかとオススメしてくるSNS、見たくもないのにクセで何時間も見てしまう自分にストレスを感じ始め、見ることすらしなくなり始めている。

しかし、最近になって、自分の考えや知識をネットにアウトプットすることの力や重要性を感じ始めた。

最近話を聞いた起業家の方は、自分の働く業界への課題感や思いの丈をSNSに発信していたところ、とあるスタートアップを紹介され、そこからスタートアップとは如何なるものかを知り、起業に至ったと言っていた。

今読んでいる本「しないことリスト」にも、情報をオープンにすることで、色々な人の力が加わって、自分が進む速度の何倍以上もの速さで進めるようになると書かれている。
(近藤淳也さんという方の言葉らしい)

私も30代になり、とりあえず何でも経験、と思っていた20代があっという間に過ぎた今、そろそろ自分の進みたい人生に真っ直ぐ向かいたいと思うようになった。
やること、やらないことを取捨選択して、自分の価値観で人生を築いていきたい。

そんなこんなで、アウトプットの練習をここでしていきたいと思う。
いまだに、学生時代のトラウマで身バレすることの恐ろしさを感じているが、身バレするほどバズる文章が書ける訳ないだろ己を知れ、という冷静なツッコミと謙虚さのもと続けていくことにする。
お得意の3日坊主にならないよう、ハードルを下げにさげ、簡単なアウトプットから始めていこう。

あーてん



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