見出し画像

【詩】ため息

「ため息」

未来は
朝方、広がった田んぼの先に見える
山の稜線の向こうに
夢と一緒に消えていった

希望は
パンドラの箱と一緒に
目の無い生き物が泳いでいる
深海の底に沈めた

未来が消えると
過去も消えた

希望を沈めると
絶望も無くなった

ただの生命体として
目の前の事だけに集中する

どんな正論も
自論に固執する人を変える事はできない

自論に固執する人は
正論に反論できなくなると
ただ相手を責めて優位を勝ち取ろうとする

人間の事を知的生命体と名付けたのは誰だろう?

もう、どうでもいい

喧嘩は最も意味がないから

いいなと思ったら応援しよう!