【詩】自罰
「自罰」
何も知らないくせに
くだらない事で文句を言っている自分が
数え切れない犠牲の上に成り立っている現実が
怖くなります
命の重さに耐えきれずに
自分本意に生きていればいいという答えに
自信が持てず
ただ、やみくもに
死んでしまいたいと願う
それなのに他人には無責任に
生きて欲しいと
減らず口を叩くのです
考え過ぎでしょう
思い過ごしでしょう
それでも足がすくむような恐怖感を振り払えず
かと言って他人の進言に耳を貸す事もできず
余計な事ばかりして
いたずらに時間を浪費し
やるべき事ができない
そもそも
やるべき事など自分にはないのかもしれません
生きてさえいればいい
簡単な事のようで
ほとんど不可能な事のようです
今日、出掛ける前
屋根の上に一匹カラスが
とまっているのを見ました
何か不吉な感じがしたのですが
屋根の上で休んでいるだけで
不吉と思われるカラスに申し訳なかったと
後から反省しました