【詩】季節はずれ
「季節はずれ」
晩秋に
夏日の暑さ
狂った時計を
巻き戻さないと
狂った時計を
巻き戻さないと
もう嘆きも渇いて誰もが正義を叫ぶようになり誰もが正気を失った隠しきれなくなった図体は重くて地面に沈んでいく重ねられた罪を返済できないまま返済するために新しい罪を重ねる疲れた脳から膿が湧き出て空も海も汚れてしまった
目を伏せたまま…
耳を塞いだまま…
「季節はずれ」
晩秋に
夏日の暑さ
狂った時計を
巻き戻さないと
狂った時計を
巻き戻さないと
もう嘆きも渇いて誰もが正義を叫ぶようになり誰もが正気を失った隠しきれなくなった図体は重くて地面に沈んでいく重ねられた罪を返済できないまま返済するために新しい罪を重ねる疲れた脳から膿が湧き出て空も海も汚れてしまった
目を伏せたまま…
耳を塞いだまま…