Goldトレード術(MT4環境編 1)【移動平均線(主要MA)のセッティング】
このタイトルシリーズを開始します。
主戦場であるGoldのトレード術を順次公開していきます。
【移動平均線(主要MA)のセッティング】
一般的にはひとつのチャート=ひとつの時間足表示の中に『短期線・中期線・長期線』を組み込み表示するのが初歩の初歩だと思いますが。
私の手法では全く別の角度での3本のMAを設置しています。
それぞれの内容は以下の通りとなります。
1.イエローのライン=各時間足チャートの20日EMAとなります。
パラメータは以下の通りです。
2.レッドのライン=MTFで表示可能なインジケータを使用しての1時間足の5日EMA(SMAでも良いです)となります。
パラメータの設定は以下の通りです。
SMAorEMAは0ならSMA、1ならEMAとなります。
3.オレンジの=MTFで表示可能なインジケータを使用しての15分足の75日EMAとなります。
パラメータの設定は以下の通りです。
※MTFで表示可能なMAインジケータはこちらからダウンロード出来ます。
サイキックスMTF MA
私個人の移動平均線の設置設定は以上の3ラインだけに的を絞ってのトレード環境としています。
各MAをトレード術としてどのように使用していくのか?
チャート時間足(注文判断を行っているメインのチャートは5分足です)の20EMAを軸に後述のボリンジャーバンドとバンドウォークの各動きに対しての判断の基準が使途のメインです。
今後は自社開発の何某を用意して『今は何日線のMAで動いているのだろうか?』を測定しながらそれに併せて周囲環境も連動変移するツールも開発していく計画ですが。
次にレッドライン(H1 5EMA)についてですが。
日足から下位足すべてに共通する環境認識としての使途となります。
いろいろ考えてきましたが、これに落ち着きました。
FX初心者向けに簡単に説明すると。
『今の上位足含めた全体のトレンド(今日の流れ)は上向きなのか下向きなのか?』というシンプルな説明が一番分かりやすいかと思います。
最後に、オレンジライン(M15 75EMA)についてです。
これは1時間足の20EMAに該当するラインということになります。
これはGoldの特徴として重要視している部位になります。
個人的な長期に渡る見解として。
トレンドの収束やチャートの走っていくピンポイントの行き先としてターゲットとなりやすい位置がこの15分足の75EMAと思っています。
おそらくですが、一般的には複数チャートを表示させてそれぞれに『短期線・中期線・長期線』を設置している方がほとんどではないでしょうか?
私もそのような時期が長かった気がしています。
時として移動平均線やその他のインジケータの組み込みでひとつのチャート内が情報過多になってしまい、結局のところすべてを常時掌握してのエントリーポイント、利確ポイントの見極め(この2つがトレードのすべてです)ってやりきれないはずです。
あくまでも私個人の手法のひとつ=移動平均線についての見解・考え方・結論・活用術として。ここに記させていただきました。