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悩んだら元に戻ること

毎日私のnoteをご覧いただき感謝申し上げます。

◆この投稿のサムネは自分にとって大切なものです。でしたが。◆
東北の震災時にぶっ倒れてしまいまして。ま、それだけの話です(笑)

元はオートなバイク乗りでした。
競技の方です。業界には20年強従事していました。

街乗りの方には理解出来ない領域のことでしょうが。
とにかく驚愕の『細やかなセッティング』の世界でした。

その境界で分かりやすく表示するなら。

一般車でもキャブレターの時代なら単気筒はほぼありませんから『同調』は基本中の基本ですよね。

で、競技の場合@自分@土の上では。

例として。サスペンションなんかにおいては。
バネの係数。バネ自体の重量。その締めつけ具合(この表記が分かりやすいよねw)そしてサスペンションの伸びる時のスピード調整と縮むときのスピード調整(この表記の方が分かりやすいよねww)
それも市販の競技車の標準のそれをチューニング屋に依頼してオリジナルで作ってもらう。
ま、そんな領域。

ある程度街乗りしてる方でも知っているであろう上画像のようなダイヤルの調整は一般的には±10数ノッチあったりしますが。
これを1ノッチ動かしただけの『違い』を感じ取れます。
だからプラクティス中に戻ってメカニックに「伸び1ノッチ速くして!」って指示しても。間違って逆に回そうもんなら『プチン!』です。
ま、そんな領域あげいん。

 チェーンの駒数増やして・・・ホイールベースを長くするとか。
エンジンのマウント位置ほんの少し上げ下げしてチェーンラインとスイングアームとの『への字』の角度変えてあげるとか。その行為とサスペンションのセットがアクセルの明けっぷりとも大きく関与してくるとか。故にエンジンの設定はどう関連してくんの?とか・・・。
きっと知らないであろう世界が山ほどあった世界でした。

自分が乗れているとき。
自分が乗れていないとき。
マシンがパキッと決まっているとき。
マシンがどうにも決まらないとき。
コースを十分に克服対応出来ているとき。
コースをなんとも克服出来ないままのとき。
天気(土の状態)がベストなとき。
天気(土の状態)がベストではないとき。

要素は大まかに『人』『マシン』『コース(天気路面状態含む)』の3要素です。

筆者は幸運にも『名伯楽』との出会いがあり、その方に育てていただきました。

こういった『理屈』も事細やかに教え込まれてきました。
『人100点満点中今のおまえは何点だ?』『マシン100点満点中今のマシンは何点だ?』『コースは隅々まで縦横無尽に走れるまで知り尽くしてるか?については100点満点中何点だ?』

とにかくここだけはしっかり躾けられました。
『今の状態を掌握する』ってことです。

で、『人が70点』『マシンは100点』『コースはちょい苦手なので50点』とかとしましょうか。
『現状の自分は300点満点中220点』なわけです。

名伯楽には次にこう言われます。
『220点のおまえが今競ったら何位になれそう?』と。
私「300点で挑めたら3位かなと。でも220点の今では5位が限界かかなぁ・・・」と。

名伯楽はこう言い続けます。
『じゃぁ、今日は5位がおまえにとっての1位だ』
『だから5位以上は目指すな』
『その代わり、5位になるための100%を出し切ってきなさい』と。

結果は3位入賞だったりします。

そして名伯楽は私に次のことを話しまとめてくれます。
『100%出し切るって決めれば・・・5位にはなれるんだよ』と。
『でもなんでそれ以上の3位になれたのかにはカラクリがあるのさ』と。
『予想していた前の4人はこの300点満点の考え方が備わっていないからね。必ず1人とかが脱落するもんだ・・・だから繰り上がれたってこと』と。

最後には。
『持ち点しかないのは現実』『だからそれで挑むしか無い』『悔しいけど、悔しいから全部出し切る、100%を』

これを一言に集約してくれてました。
『ベストを尽くす』という言葉で。

過去も。今も。私はこれを日々何十年も繰り返しながら生きてきてます。

さて、前置き長すぎましたが。

そんな乗り物競争の時代に『道具で迷う』時がありました。
とにかくしっくりこない乗り心地(この表記が分かりやすいよねwww)

『弄りすぎて迷う』ってあるんです。
『乗り手』や『コース』に問題があるのにもかかわらず『マシン』の方を疑い続ける・・・なんて『迷宮ループ』です。

そんな時の解決法はたったひとつです。

『一度全部元に戻す』です。
どのくらい?って言ったら。
『出荷時の状態まで戻す』です。

面倒ですが。そこから『仕切り直してひとつずつ再構築』です。


今の仕事。トレード業も似ています。

道具は『トレードソフト』や『PC』果ては『ネット回線やキーボードやマウス等々』です。

この投稿で記したいことは。
チャートセットの組み方やその見方です。

いろいろ試行錯誤して組み込んだツールやインジケータ等々。
だらだらと使い込んで来たけど・・・意味成してんのかな?とか。
サインに振り回されている・・・とか。
情報商材を入手したりYouTubeの動画なんかをとにかく観てきたんだけど・・・とか。

皆さまの脳内とトレードソフトは200点満点中何点ですか?

迷走していて気分が爽快じゃ無いトレード繰り返しながら資金も目減りしてる・・・なら。
決して健康的ではありません。

そんな時は。

『一度、元に戻してみる』をことおすすめします。

チャートをレアなものに戻してみてください。

そして。
『主要の移動平均線』だけを組み込んだチャートにしてみてください。

そのチャートの時間足を月足~1分足まで何度も切替えながら見続けてみてください。

『迷いの根幹』が見えてくるはずです。

※次のnote投稿に続く・・・・

追記:数年前に何十年もの後輩くんがプロデビューしたときの彼のマシンの画像です。
プロでもこんなことして走ってんですわね(笑)
何十年経過しても名伯楽からの教えは変わらない。伝統は繰り返されています。
今見てる目線をほんのちょっと前見るようにして。
マシンをしっかりホールドして。
肩の力ぬいて走れれば『プロになれるょ・・・』って言ってました言ってました(笑)


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