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デモトレード否定論について考えてみた
FXトレードをやっている諸先輩方(先人の声)でよく聞く言葉に『デモトレードなんて何の意味にもならない・・・』てなことをYouTube動画やX(Twitter)なんかで見たり耳にします。
筆者は『逆論者』でしす。
『デモトレード』でとことん自分を鍛えるべき(鍛えることが出来る)という考えです。
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今どきはフォーミュラの世界だって各パイロットがシミュレータを使ったりする時代です。
別立て、e-Sportsなんて世界が構築されてきていて。そこでのプロが本物実車運転するパイロット並みに凄かったりして。
極端な例えですけど。
『ありとあらゆるチャート変移(経済指標での猛烈荒れ)も含めて経験しておく』ことは有益には違いないと思います。
シミュレータとしてゲームチックなトレーニングとして活用するのであれば。
海外FXデモ口座なんかで小額1万円の口座を何が何でも溶かさない・・・なんて勝手ルール決めた上でやってみたりなんかしたら『緊張感』をも養えるのでは?と。
そもそも論。先人の方々が『デモは意味なし』と言いきる理由は『リアルマネーを溶かすやも・・・』の緊張感は練習では味わえない=何の鍛錬にもならない・・・という理由がすべてのような気がします。
でもねだけどね。
上記のF1なんかのシミュレータだってそう。
『如何にこれはリアルなんだ・・・』って『自分脳を誤魔化す術』を持って挑みさえすれば『チャートの動きの渦をリアル体験出来ることには違いない』と思うのです。
「そんな簡単な世界じゃない」「血反吐吐きながら・・・」これも理解出来ます。かく言う自分もそっち系でしたし。
一方で先人の方々の中にはこんなことを唱える方もいらっしゃったり。
「1万円を2ヶ月で何千万円にした話・・・」とかとか。これもネットでよく見る目にする話です。
こっち系の方だって絶対に『地獄を経験』して『成功例』に至ったはずだとも思うのです。
何が言いたいのか?と整理します。
上項2つの先人の方々の話があるとするならば・・・。
だったら『とことんデモでリアル擬似感を自分脳に騙し続けて植え付けてトレーニングしてリアル体験して・・・これに1年かけてからの~、、1万円を2ヶ月で何千万円にすれば(出来れば)良いんじゃね?』なのです。
14ヶ月で何千万円も稼げた・・・に違いは無いのです。
自分を含めて『先人』は『自分と同じ苦労しないで済む術』を提供出来るのが望ましいのでは?という思考であります。
昭和の子育てでスパルタだの・・・「こういった苦しい経験しなくっちゃ強くなんねーんだょ!」な星一徹チック路線は今のこの平成~令和を生きる方々には全くもって通用しない時代だと言うことはサラリーマン社会に生きる人には痛切に理解出来ることだと思うのです。
だって、飲み会に参加は強制なんすか?じゃないっすよね。だから帰ります・・・。とか。残業?なんでですか?帰ります・・・。が標準の価値観の時代なんですもの。
時代が違うのに。もしかすると日本人の元来の性質故に『リアルな現金溶かすやも・・・』の緊張感の上にしか人は育たない・・・なんて理屈は通用しないと思っている『派』なわけです。
自分は『苦労話』はしたくない。
とは言え『外国為替取引FX差金決済取引CFDトレードの世界』は決して甘くはないという現実は事実として隠したくもない。
でもねだけどねあげいん。
『リアルマネーでも溶かしても惜しくはない元本概念』
『含み損に耐久が恐怖とメンタル疲弊の根幹なだけ』
『ストップアウト(強制退場・追い証発生)までの残pips位置感覚の修得』
『必要証拠金=ロット概念の修得』
『レバレッジの概念の修得』
・・・
ここいらが身についたり理解出来る域に成れさえすれば・・・。
そこそこ『FXは危険』とか『FXは止めとけ』みたいな半ば『社会悪』とか『詐欺性だのギャンブル性』だのと感じる必要なんかこれっぽっちも無いと思ってます。
『リアルなデモを長く続けて』それが疑似体験だろうと何だろうと。
上記の『』の数項目をロジカルに身体と脳で感じて自分なりに自分に刷り込み切ってさえいて。
繰り返しますが『溶かしても惜しくはない元本』でリアルデビューすれば。
数回は失敗(全損)もあるやも知れませんが。
「あぁ・・・思い出すのも嫌な記憶・・・それがFXをやって失敗したこと・・・」なんてことになるはずが無いと思いますけどね。
多分、去っていった『巨額の資産溶かし』の方々は。
それこそ『学習もしないで』『なんとなくのエントリー』を『高ロット』で繰り返し『銭にビビる恐怖体験だけを脳に擦り込んだトラウマ生んで』いなくなっていった「ギャンブルは悪」とか思ってるはずなのにギャンプルでも何でも無いこの世界を『勝手にギャンブル化』しただけのことでは?と。
どんな世界だって。
『練習』なしに『実戦投入』なんてありえません。
仮に別のスポーツにたとえたとして。
100mを走ることは出来る自分であることは理解しているからとて。
いきなり何の短距離走のノウハウも事前の身体作りも四方山管理もしてこなかった人が『オリンピックの100m走のスターティンググリッド』に並んだからって『太刀打ち』は無理なんです。
トレードの世界ではこの『オリンピックの100m走選手』が大手マーケットメーカーという引っかき回しの猛者の群れなわけですから。
飲みこれないためには同等レベルの『脳開発』は必達なわけです。
こんなシンプルな話なんですから。
最低限の練習を兼ねもせずに何事も『実戦・戦場』に自分を置くことはそれは危険です。
だからとて『リアルに痛い思いしないで成功は無し』と括るのもなにかと?
シミュレータやデモ体験なんかがすべての世界で充実している今の時代です。
FXでのデモトレードが何の役にも立たない・・・。
そんなことは無いと『断言』している私感です。
だって。これからはじめる人の本音って。
「あんまり痛い思いしながらやりたくもない」「そんな上でも運用成功させたい」がそれでしょに。