Goldトレード術(MT4環境編 4)【水平線ツ-ルの導入と設定】
主戦場であるGoldのトレード術を公開しています。
掲題の『水平線』にまつわるツールを基本ミニマムセットの中に入れています。
つまりは前述のGoldトレード術(MT4環境編)1~3の基本中の基本の次に最低限必要なチャート環境ということです。
下画像がその水平線ツールです。
自社専用ツールの『GLD losscut Almeasures multiline』と呼称されているものです。
こちらについては過去にも記事を投稿しておりますのでそちらも参考にしてみてください。
パラメータで細かく設定出来るのですが、筆者は5pips刻みで合計20本
つまりは100pipsまでの水平線を表示してくれるインジケータです。
さらにこの20本に設定された100pips幅のライン群は最高値最安値更新と共に連動してすべての水平線が群ごと位置を変えていってくれます。
また、20本の各ラインの中で重要視したいラインだけは別のカラーに個別指定(もちろん複数可能)可能です。
チャート左下に3つのボタンが設置されます。
『Upper』は高値を軸に自動推移していくライン群の表示非表示。
『Lower』は安値を軸に自動推移していくライン群の表示非表示です。
主戦場Goldのボラティリティは非常に高く、この投稿を記している直近の単日ボラティリティの平均は367pipsにも及びます。
つまり、単日の終わりの頃には、安値方向の20本(計100pips幅のライン群)と高値方向の20本(計100pips幅のライン群)の間に隙間が100pips強生まれてしまうのが現実です。
そこでは『Middle』ボタンを押すことで上値方向のライン群、下値方向のライン群とは別に中間の隙間層に別途3つめのライン群を表示させることが可能です。筆者はこのMiddleライン群は5pips刻みで10本=系50pipsのライン群を表示出来るように設定しています。
Middleライン群は上下両端のラインをドラッグしてチャート内を自由に移動させることが可能にもしています。
デイトレスタイルの筆者のトレード術にはひとつの傾向があります。
Upperでカバード出来る範囲、これは上昇トレンドの時だけ。
もしくはLowerでカバード出来る範囲のいずれかのライン群の中だけでトレードを行うように心がけています。
実はそこにはGoldという通貨ペアのある特徴も秘められているからです。
さらに分かりやすく下画像を用意してみました。
是非ご覧ください。
筆者のセッティングは。
20pips、30pips、35pips、50pips、70pipsの個別ラインのカラーを変更する割り当てをパラメータ欄で設定しています。
これはチャートが仮に最高値更新中の場合の『大手マーケットメーカー』の攻防や利確や騙しその他の際に反転しやすい量を事前にGoldの傾向として指標数値化したpips量です。(あくまでも筆者の経験値の元でのベース設定です)
また、単日の最高値と最安値の文字表示もなされるので非常に便利です。
というか。これ無しではトレード業そのものが成り立ちません。
こんな『変態ツールの概念』を理解してくれ具現化に協力してくれたプログラマさんには感謝の一言です。
ということで。これで筆者自身が『水平線トレード』を基軸にしていることもここで吐露することと相成りましたね(笑)
上述の20pips、30pips、35pips、50pips、70pipsの個別ラインのカラーについてですが。
単日のボラティリティ100pipsに至ってない時間帯においては。
まずはUpperでのライン群を表示させて確認。その後一度非表示にしてからLowerライン群を表示させて分析・・・と。
今が最安値を軸に物事が動いているのか?それとも高値を軸に動いているのか?の状況判断材料にも大きく貢献してくれるわけです。
残念ながら本ツールは一般リリースは行っていませんが。
どうしても欲しい・・・なるリクエストがあれば一度連絡をください。
有償にはなってしまうでしょうがなんとかお配り出来るようなことも考えていきますので。
さて、掲題の『Goldトレード術(MT4環境編)』については。
1.移動平均線の導入
2.PIVOTの導入
3.ボリンジャーバンドの導入
4.水平線ツールの導入
最低限これら4つを組み込み活用することで『有益なFXトレード』を実現出来るはずです。
後は今後も記述投稿を継続しますが、基本チャート画面以外に最低限表示させておくと有益な『オシレータ』を正式に『Goldトレード術(MT4環境編 4以降 オシレータの部)』として掲載していきます。
事前に今後記するであろうオシレータの部を羅列だけ先行して記しておきます。
・RSI
・MACD
・RCI
以上の3点になると思います。