
イラストの相場ってあるの?知らないと損する価格設定の基本
・自分がやりたいイラストの料金相場がわからない
・そもそも初心者だから、いくらで販売すればいいのか
・他の人の価格の決め方を知りたい
私自身、ずっと誰かに相談したいと
悩んでいた部分でもあります。
正解がないからこそ、
みんな一度は迷うところですよね。
相場はあるようでないもの。
何を強みにするのかでも変わってします。
クラウドソーシングサイトだけで調べると
全体的に低いイメージ
=イラストは稼げないという印象。
でも本当にそうでしょうか??
低い人もいれば高い人もいる。
低いなぁ、で終わるのではなく、
その違いを考えることがとっても大事。
価格を決める要素は、複数あります。
・技術力
・あるジャンルに特化した専門的な知識
・SNSなどの知名度
・これまでの実績
・納品スピード など
何を強みにするのか(速さで量をこなすのか、
1点1点こだわって単価を上げるのか)
同じ売上目標でも販売戦略で
売り方が変わります。
また、クライアントワークを例に出すと
イラストの制作をするという部分だけでなく
考慮すべき工程が沢山あります。
・お客さんとのやりとりにかかる時間
・資料集め
・アイデア出しの数(ラフ案提案数)
・制作時間
・修正回数
・使用料(使用範囲、二次利用の有無など)
・著作権の取り決め
これらの内容を踏まえた上で
自分が決めた価格で、
堂々と仕事できるよう工夫していくしかない。
このくらいやるなら、
この金額が欲しいと思うなら
その対価に見合う価値を
どうやったらお客さんに感じて
もらえるのかをひたすら考えるしかないです。
それは、単純にイラストの
クオリティだけではないです。
どういう形でイラストを届けるのかでも
価値の付け方が大きく変わります。
また、日々SNSなどを使って、
作品にかけるあなたの想いや、
作業工程を公開する。
これも単価を上げる一つの戦略。
よくテレビの特集でも、
日本の伝統工芸など取り上げた番組など
やっているかと思いますが、
職人が一つ一つこだわって
作っている様子を見たら、
これだけの手間と時間がかかっているなら、
高くても買ってみたいと思う場面が
あると思います。
ただ、その機能面を果たせばいい
というだけじゃなく
作品にかける理念や考え方に
共感できるかというのも大事なポイント。
ハイブランドも原価は低いという話は
ご存知の方も多いかと思います。
それでも何十万でも憧れのものとして
存在し続けるのは単純に
モノだけじゃない部分を買っているから。
価格 = ブランド力
とも言えますね。
他に例を挙げると、
私はApple製品の愛用者なのですが
Apple好きな人って
単純に機能面の部分だけ好きで
使っているというより
かっこよさや、Apple社のブランディングに
惹かれている人も多いですよね。
実際、CMもiPhoneやiPadの細かい機能面より
映画のワンシーンのように物語調に
構成されています。
この、物語が人を惹きつけるんです。
ちょっと、小難しい話になりましたが、
もう一度おさらいすると
価格に正解はない。
加えて、価格の要素は機能面だけではない。
これが一つの結論です。
実績作りを頑張っている段階の方なら
できる限り量をこなすのを目標に、
希望額から抑えた価格を限定価格として
販売してみるのも良いですし、
高単価でやっていきたいなら、
イラストの技術を上げるだけでなく、
他の面でも提案できるスキルを伸ばしていく。
どんなイラストレーターになりたいのか
これをあなたの中で目標を立てるのと、
その目標に対して今の立ち位置がどこなのかを
考えると自ずと価格の目安が見えてくると思います。
価格に悩んでいる時こそ、
ここをもう一度考えてみてください。
また、価格が高い人の魅せ方を
徹底的に調査してみるのも大事です。
周りに相談できる人がいればその人に
客観的にアドバイスをもらってもいいし、
そういう人がいなくて困っているという方は
気軽にメッセージください。
ブランディングについての
お話もしたいところですが、
話が長くなってしまうので
また別の回にお話ししようと思います^^
最後まで読んでくださり
ありがとうございました!
