チンかばさん家のおうち性共育10か条
チンかばさん家のおうち性共育10か条をご紹介するシリーズ♪ 子供たちと楽しく&程よい距離感で ご家庭で性の話を楽しむ一時にご活用ください♪
そもそも、何で怒る必要があるのか???
それを問いたいのです。
『おちんちん!お尻!おっぱい!』と何度も言うので 『そんなこと言っちゃダメ!』と叱りました。
こんな話題を、幼児さん・小学校低学年のお子さんがいる パパ&ママさんからよく聞きます。 確かに、困っちゃいますよね。 (私は正直に周りからどう思われるか気になっちゃいます)
けど、叱れば叱るほど子供は言いたくなる生き物ですよね。 怒る行為は、火に油を注ぐだけ。 この箱を絶対に開けないでくださいと言われたら開けたくなる。 そんな心理と似ているように思います。 親がやってほしくないことをやるのが子供だとまずは腹をくくる。 そして、ココロの整理をするといいと思います。
どうして、体の部位、特に性器を連呼することをアナタは不快に思うのか。普段あまり聞きなれない言葉だから? 私のように他者に自分の子育てをどう思われるのか怖いから? はたまた、何でしょうかね??
連呼する子供たちは何を思っているのか?
性教育の勉強を始めて『なるほど!』と思ったことがあります。 子どもたちは、連呼した時の大人の態度をよく見ている。 連呼した時、顔を怒りで赤らめたり、血の気が引いて真っ青になったり。 親の表情が変わることが面白くて仕方がない。 また、親の気をすぐに引ける言葉でもあると自覚する。 だから、言葉を巧みに利用する=連呼する。 いやー、賢いですね。
じゃあ、一体全体、そんなときはどうしたらいいんでしょう。
反応しない。これが一番♬ 連呼する言葉を、『お母さーん(お父さーん)、遊んで💛』に 脳内変換してみるのはどうでしょう? 『おちんちんは、大事なとこだよね。そや、体の絵本でも読もうか』など、絵本タイムに持ち込むのもどうでしょうかね?
大した反応をしなければ面白くないから、次第に言わなくなる。 もしかしたら、他の大人に試すこともあるかもしれませんね。 そんな時は、反応しないお願いをしてみるといいと思います。
子どもたちが(大人から見て)何か困ったことをするとき それはもしかしたら表立っては見えない 何かが隠れているサインかもしれません。
困ったことをするその子が困っている
怒ることは解決に繋がらない。 どうして、そんなに言いたいの?問いかけていくことも 大切にしたいですね。
子どもたちは、お母さん&お父さんが大好きだから 困らせたくてやっているのではなく 本気で笑ってほしくてしている子もいるかもしれない。
ふと立ち止まる機会になってもらえたら嬉しいです。