だって、みんなやってるもん。
包括的性教育やってるよ!と言うと必ず聞かれることがある。
え!?そんな早くから何を話すの???大丈夫なの!?と。
包括的性教育を平たく言えば、、、 0歳から大人になるまで長い時間をかけて少しずつ性にまつわることを 『その子が理解できる内容』を『その子が理解できる言葉・態度・行動』で伝える(示していく)ということ。(←小難しい。)
答えはいたって、シンプル。【大丈夫】 だって、タイトル通りですもん。 みんな、(大なり小なり)やってるもん。
ええ!?やってないよー。と言われそうですが(笑)
日本の性教育というと、こんな感じですかな??? ◎小学校低学年 プライベートゾーン ◎小学校中学年・高学年 二次性徴の体や心の変化・受精の仕組み ◎中学校 交際・デートDV・メディアリテラシー・性感染症 ◎高校 避妊・家族計画
性教育=SEX・妊娠・出産を教えること そんな刷り込みないですか???
私が考えてる性教育のイメージは ◎境界線を知る(好きと嫌い・他者と自分・心と体 などの線引き) ◎自分の体を知り、自分で守る(パーツ名称と役割 ケアの方法) ◎多様な性を知り、共に生きる(肌の色・体の形・性別・宗教・服装など)◎多様な家族の形を考える(婚姻制度・戸籍・夫婦別姓・養子縁組など) ◎子供を産み育てること(医療や行政の支援・妊娠出産の仕組みなど) ◎ジェンダーレスを考える(性別役割を押し付けないなど) などなど、、ホントに書き出すとキリがない位あるんですよ。
ここで、ピン!ときませんか??? みーんな、、親は必ずオリジナル性教育をやってるということを。 口で伝えるというよりは、態度や行動で示してますよね。
よし!教えるぞ!と意気込むことなく 息を吸うかの如く日常生活の中で 男はこうだ。女はこうだ。 親とはこうだ。家族とはこうだ。などなど。。。
今日、何を着る?という小さな選択から どこに住むか?という大きな選択まで
1つ1つ生き方(生き様)を選んでいくこと
これこそ、立派な性教育なんですよね。
だからこそ、何を意識するかが大事なのだと思っています。
私は、息子たちに『幸せになってもらいたい』 そう思って、伝えたいことを明確に意識して伝えています。どう受け取ってるかは実際の所分からないですがね(笑)