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長男がASDと診断されるまで①

長男あんぱんは
産まれた頃から癇癪が強かった。

2時間泣き続けることも珍しくはなかった。

さらに1歳をすぎると
同じ年齢のお友達が公園でわいわい遊ぶ中
ひとりで暴れてギャン泣きしつづける
という光景が
多々見受けられるようになった。

これはあかんな、と思ったのが
同じ遊びを30分繰り返すこと。

パトカーのおもちゃを
テーブルの上ですべらせること30分。

風車をじっと眺めること30分。

つみきを転がし続けること30分。

こいのぼりをじっと眺めること30分。


なんか変だな。


でも、
その頃は自閉症について
あまり知らなかったし
コミュニケーションが苦手なのかな?
くらいにしか思っていなかった。


しかしそのことを
パン粉以上に友達が心配してくれた。
違う都道府県に住んでいるのに
パン粉の地域の
発達検査を実施している施設を
調べてくれた。

正直、発達検査なんて
大それたことまでする必要は
ないと思っていたが

「専門のカウンセラーが
子どもと遊びながら
その子の良い所を見つけてくれるよ。

ママのメンタルケアもしてくれる。

(地域によります)

検査して、なにもなかったって
安心できたらいいじゃん。
少しでも気になるなら受けた方がいいよ!」


背中を押されて申し込んだ。

数日後、問診票が送られてきた。


■お産に何時間かかりましたか?
■体重は何gでしたか?
■ひとり歩きをしたのはいつですか?

などなど

あんぱんとの出会いや成長を
ふりかえる問診票になっていて
ちょっと癒された。


続く





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パン粉*自閉症&知的障害boysのママ
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