徒然#1 もし自分が男だったら
旦那さんがあまりにも自発的に家事をしてくれないし、ずーっとゲームをしているので、もし仮に自分が男だったらどういう考え方をする人間になっていただろうかと、シャワーを浴びながら考えてみた。
幼少期から考えてみる。
まず気になるのは、男だったとしてもピアノを習っていただろうか、というところ。それ次第で、私と音楽の距離感は大きく異なることになると思う。
それから、何で遊んでいただろう。着せ替え人形とかシルバニアが好きだったから、組み合わせるものとかミニチュアが好きだったんだと思う。トミカとかプラレールで遊んでいたりして。レゴは確実に遊んでる。今でも遊びたい。
小学校の過ごし方は大差なかったと思う。つまり、学年が上がるにつれて物足りなさを感じて、地元の中学校に行くのは嫌がるだろう。それで、中学受験をする。
中学校に入ったら、部活はどうしたかな。でも男であっても、きっとどこかで音楽を好きになっていて、吹奏楽部に入っていたと思う、そう仮定する。楽器はどうしたかな、やっぱり打楽器に憧れたと思うから、打楽器を選んでいたと仮定する。
部長を務めただろうか。女子が大半の吹奏楽部でそれができただろうか。そういえば打楽器の男の先輩が部長を務めていたから、結局はそれに憧れて部長職をやりたがるんだと思う。
となると、高校までの過ごし方は、女でも男でも大差がない気がしてきた。
さて、問題は大学。音大に行っていただろうか。
男だったら、安定した職に就きたいという思考が強く働いて、一般大学に行っていたかもしれない。だとしたら、恐らく、というかほぼ絶対、実家から通える大学に行っている。
そう、音大進学でなければ実家を出ていないと思う。それだけ、実家にいたかったし、逆に言えば、音楽を学ぶためならば実家を出ることも辞さなかった。
ということはつまり、1人暮らしはしていなくて、今くらいのレベルで家事ができるようにはなっていないだろう。
ただこれは、「男だったら」というよりも「一般大学に行っていたら=実家暮らしだったら」という仮定に基づく、という意味合いが強い。仮定でなく現実の女の私が、音大でなく一般大学を選ぶ=実家暮らしだったら、やっぱり今くらいのレベルで家事はできていないだろう。
つまり、「女の私が家事をする」でなく、「音大に行った=1人暮らしを経験した私が家事をする」ということになる。
ここまできて、結論。
性別は関係ない。
その人次第。
女だろうが男だろうが、その人の運命は決まっていて、その運命から外れたかも、という道でさえも、運命の範疇ではあるんだと思う。
昔、男になりたいって少し悩んでた時期があったけど、たぶんあまり変わりなかったよって、過去の自分に伝えてあげたいね。
何はともあれ、旦那さん、家事してほしーなーーー。
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