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ダリアとちょうちょ
ダリアとちょうちょ
油彩 24×23㎝( F 4 号)
2021
青いツユクサを描き込んでいたけれど、やっぱり初めにイメージした
世界とバランスに戻そうと思い、また変えました。
でもこうして見ているとまたムズムズしてくるような箇所が・・・。
昨日良く見えたものが今日なんかイケてなかったり、その逆も。
愚作だと思っていたものが月日を経て結構良かったじゃないのって思うこともしばしばです。
絵ってあらためて生きている人と共に変化するものですね。
というかこの世のもの全てがそうなのかもしれません。
長く生きてきて多くの絵を見ていると、
大人だけでなく子供の絵とかでも、その絵の中の世界の外側の心情が見えて来ることがあります。
上手いと思われたい、評価されたい、先生はこういうのが好きだから、みたいなのも。
それがほほえましくいじらしく思えたり、「コンセプト」として上手くいっていることもあります。
私ももちろんそういう気持ちがないわけではありませんが、
そういうのを感じる間も無く、絵の中に瞬間的に放り込まれているような絵が私にとっていい絵です。
私もそういう絵が描きたいと思っています。