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鉄は熱いうちに打て

今年のわが家のトイレのカレンダーから引用シリーズ2回目。

ちなみに1回目はこちら。

何回続けて行けるかな。とりあえずまだ始めたばかりなので頑張ります。さて、今回の故事ことわざはこちら。

鉄は熱いうちに打て
Strike while the iron is hot

鉄は熱いうちが打って鍛えるのに適している、人も若いうちに鍛えておけという意味らしいです。年齢だけではなくて、ものごとは時期を逸せずに行うべきという意味もあるそう。

そうですよねって思いつつ、いや、そんなこともないんちゃう?っていうのが、この言葉をトイレで見て思ったことでした。

なぜなら、現代は寿命も長くて、いろんな選択肢があるから。

この故事ことわざがいつ頃できたものなのかは知りませんが、たとえば戦国とか、寿命も短く、一瞬の判断が命取りになるような時代とか、もっと現代よりでも、大卒で就職できなかったらもうレールから外れたとかいう時代なら納得なんです。

でも、現代はそうじゃない。学校行かなくても通信やオンラインがある。社会人を経験した後、学生になることもできる。就職できなくても在宅で仕事できるし、Youtubeで配信したり、noteで有料販売したりしてお金を稼ぐこともできる。長い人生ずっとチャンスがある。

たしかに、スポーツや中学入試みたいに、その時期に取り組まないと結果が出せないものもあるけど、そういうものよりも、人生のどのタイミングでもチャレンジできるもののほうが、圧倒的に多いのではないでしょうか?

「今この時!」って思って打ち込むのは、1つの物事への立ち向かい方としてありだと思うけど、それくらいの熱量を持って取り組まないといけないこともあるのだろうけど、私はどちらかと言うと、もっと肩の力を抜いて、やりたいと思った時にのんびりやっていきたい派。(なので、あえてなまけもののイラストを選んでみた)

特に、子供の勉強についてはそう思っています。幼児のうちからどんどん勉強させなきゃとか、今週は漢字〇個覚えなきゃとか、夏までに偏差値〇あげなきゃとか、それってその時にほんとにやらないといけないことなのかな?たしかに受験というおしりが決まっていたら、その時やらないといけないかもしれなけど、人生の中でほんとにやらないといけないのか?

ざっくり言うと、子供っていつも熱い鉄で、あえて叩くなら、子供自身がやりたいと思った時。

そうじゃないかなぁということです。

だから、私はこう言いかえたいな。

鉄は熱いうちに打て。でも、けっこうずっと熱いから、焦らなくてもいいよ!打ちたいときで!

これくらいのんびりがいいけど、それだと結果が出せないか?たまにテレビ番組のカンブリア宮殿やプロフェッショナルを見ると「すごいなぁ」と思うけど、ああいう人になるには、これじゃダメだろうな…。



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