おすすめ児童書「わがままおやすみ」シリーズ
今回のおすすめは、村上しいこ作「ランドセルのはるやすみ」。実はこれ、「〇〇の〇〇やすみ」というシリーズになっていて、ズラッとたくさんあるんです。
主人公のけんいちの周りのモノたちが、ある日「やすみがほしい」としゃべりだし、ドタバタと騒動を繰り広げるというストーリー。けんいちのお父ちゃんとお母ちゃんも毎回登場し、一家総出でドタバタします。あ、そうそう、関西弁の本です。
ランドセルがはるやすみって…でも、毎日毎日重たい荷物を入れられて、楽しい週末は放っておかれて、感謝の言葉一つもかけてもらえなかったら、そりゃ休みをとって、楽しいことしなくなるよなぁって思います。そうやんねぇ。
私は関西出身なので、関西弁の本を読むのはなつかしくって(今は関東在住なので)嬉しいのですが、関西弁が離せない人は、読み聞かせ大変ですよね。どうなんだろう?
どれもおもしろいですが、私の好きな作品はこの6冊。特に「れいぞうこのなつやすみ」と「すいはんきのあきやすみ」は、まずはこれから読んでほしいなぁというベストですね!「すいはんきのあきやすみ」は運動会ですいはんきがおお暴れするので、これからの運動会シーズンにぴったりかもしれません。
他にもあります。
実は、それぞれに男女の性別もちゃーんとあるんです。それを予想するのもおもしろいですね。冷蔵庫は男っぽい?ランドセルは女っぽい?
それにしても、長谷川義史さんの絵って関西っぽいですよね?作品にぴったり。調べてみたら大阪府出身だそうで。納得!
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