住宅営業マンがクビになる理由とプロセスは?
住宅業界の営業マンがクビになる理由とプロセスは?
「お前な、自分のことよく考えてくれ」
一時間以上小言を言われたあと、僕は店長からこう告げられました。
唐突にこうなったわけではありません。
新規来場の接客をして、次回のアポイントをとって前日になってお客様からキャンセルの連絡が僕に入りました。
僕はすぐ店長に報告するため電話しました。
お客様がなぜアポイントのキャンセルをされたのかは話してくれないので、理由は分かりませんでした。
ただ、かなりアツイお客様で、店長も同席をして接客をする事になっていたので、キャンセルになったという事の理由は明確。
競合他社との接客差や、商品の価値がお客様が比較されて合わなかったと推測されます。
上司からは
・お前の接客が悪かった。
・まだ見積りすら出していない状況でキャンセルされるとはお前がお客様の心を掴めてなかった。
この時点でもう見放されてしまったということです。
その次の日から接客は禁止され、ひたすらテレアポを店長の前で6時間以上して、ダメ出しをされる毎日でした。
住宅業界に未経験で中途採用で入ると、かなり苦労するのは間違いないです。
配属される店の店長との相性、環境も重要になってきます。
しかし、ローンの事や、家の仕組み等知識を得る事も多いです。決して無駄な時間ではないと退職した今でも思っています。
家を買うという事は、お客様にとって勇気がいる事です。営業マンはお客様に寄り添い、背中を押す役割もあります。
そこには信用、信頼が根幹にあり、パートナーとして認めていただけるかが重要になってきます。
初回接客が信用度100のスタートととしたら、その後のやり取りで信用度を落とさずにたどり着くものが契約です。
【結論】住宅営業マンがクビになる理由とプロセスは?
【フェーズ1】
・新規来場者のアポイント取れない→成績不振→接客禁止→テレアポ地獄
【フェーズ2】
・テレアポとれない→上司からの圧力→長時間労働(頑張ってますアピール)
【フェーズ3】
・長時間に渡り上司と今後の事について面談
→「仕事合ってないんじゃないか?」
→「退職します」というフレーズを引き出す。
最後は【有給消化と通常の出勤日でも面接に行ってもいいから、次の職場を見つけなさい】という言葉をかけられるのでした。
実力不足と言ってしまえばそれまでの話ですが、努力してもどうしようもない時があります。
2年間でしたが、とても内容の濃い住宅営業マンの仕事をさせていただきました。
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